セネガル
予想スタメン
- GK:エドゥアール・メンディ
- DF:ユスフ・サバリ
- DF:パプ・アブ・シセ
- DF:カリドゥ・クリバリ
- DF:イスマイル・ヤコブス
- MF:パプ・ゲイェ
- MF:イドリッサ・ゲイェ
- MF:パテ・イスマエル・シス
- FW:イスマイラ・サール
- FW:ブライユ・ディア
- FW:サディオ・マネ
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デンマークと同じく、2018年のロシアW杯に続いて2大会連続出場となったセネガル代表。前回大会では日本が同居するグループHで、惜しくも決勝トーナメント進出には至らなかった。しかし、初戦ではポーランド相手に競り勝つなど世界でも十分戦えるレベルにあることを証明した大会でもあった。
各ポジションごとに実力者をも保有していることがセネガルの最大の強みであり、2022年1月に開催されたアフリカネイションズカップでは見事優勝を果たした。またカタールW杯本大会行きを決めた試合は、エジプトとPK戦にまでもつれ込んだまさに死闘と言える戦いだった。苦しい中で勝ち取ったカタール行きを手にしたセネガルは、ここ一番の勝負強さを持ち備えていると言えるだろう。
予想フォーメーションは上図の通り。先程も述べたが、各ポジションに実力者を要するセネガルは対戦相手からすると厄介な存在になることは間違いない。特に昨今セネガルに対する評価は主に守備にあるとされている。圧倒的な守備力に定評があるカリドゥ・クリバリと守護神エドゥアール・メンディのチェルシーコンビは今大会ではどのように生きてくるのか注目したい。また攻撃陣の破壊力も前回大会からアップデートされており、バイエルン・ミュンヘンに移籍しても衰えを知らないサディオ・マネはもちろんのこと、2022/23シーズンにサレルニターナでゴールとアシストを量産するブライユ・ディアや、ワトフォードで攻撃の主軸となるイスマイラ・サールもスタメンであると予想する。
史上最強とも言えるセネガルはカタールW杯グループAに所属し、初戦はオランダ、カタール、エクアドルと対戦する。最大の難所である初戦のオランダ戦こそ乗り越えられれば、グループステージ突破の可能性がさらに高まることだろう。
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セルビア
予想スタメン
- GK:バニャ・ミリンコビッチ=サビッチ
- DF:ニコラ・ミレンコビッチ
- DF:ストラヒニャ・パブロビッチ
- DF:ミロシュ・ベリコビッチ
- MF:アンドリヤ・ジブコビッチ
- MF:セルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ
- MF:サシャ・ルキッチ
- MF:フィリップ・コスティッチ
- FW:ドゥシャン・タディッチ
- FW:ドゥシャン・ブラホビッチ
- FW:アレクサンダル・ミトロビッチ
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セルビア代表の躍進に期待を寄せるファンはかなり多いのではないだろうか。私も密かにセルビアが今カタール大会の一番のダークホースになるのはないかと予想している。
W杯ヨーロッパ最終予選では事実上ポルトガルとの一騎打ちとなったが、最終節にアウェイの地で逆転勝利を収めて、本大会ストレートインを手にした。後半アディショナルタイムでの逆転ゴールのシーンは涙なしには語れない。ポルトガルをプレーオフに追いやったことからも、セルビアが十分強豪相手に通用することを証明している。
またUEFAネーションズリーグでも、ノルウェーやスウェーデンと同組と非常に難しい戦いが予想された中で見事1位で終え、次回からのリーグAへ昇格を決めた。まさに勢いに乗った状況で11月を迎えることになる。
予想フォーメーションは上図の通り。やはり特筆すべきは前線の3枚である。アレクサンダル・ミトロヴィッチとドゥシャン・ヴラホヴィッチというゴールハンターと、ドゥシャン・タディッチというテクニシャンを要する攻撃陣は、全出場国の中でも屈指の破壊力ではないだろうか。またオプションとしてルカ・ヨヴィッチがいることも忘れてはならない。また、セリアAの各クラブで主力として活躍する選手たちが合わさった連合軍であるという見方もあり、同じく地域でのプレーをした選手同士のコンディション調整は相対的に容易であるため、初戦から最大のパフォーマンスで臨めるメリットも存在している。
そんなセルビアはカタールW杯グループGに所属し、初戦はブラジル、カメルーン、スイスと対戦する。ロシアで苦杯を舐めたブラジル、スイスと、またしてもグループステージで相対することになった。前回大会のリベンジを果たしたい。