アメリカの時計ブランド「Phantasos(ファンタソス)」が日本に初上陸。
同ブランドのワンダリングアワー「Triclops(トリクロプス)」が10月30日(日)までの期間、Makuakeで先行販売中だ。
針なしワンダリングアワー腕時計「Triclops」
「Triclops」は機械式のムーブメントを採用したスリーアームドワンダリングアワーウォッチ。ワンダリングアワー機構の時計は、主にプレミアムブランドの前衛的なメーカーのみが扱う希少かつ高価なモデルとなることが多い。
同モデルはユニークな複雑機構と日本メーカー「Miyota(ミヨタ)」のムーブメントを組み合わせることで、高品質でありながら手の届く価格に抑えた。
回転機構を追加し、躍動感と読みやすさをUP
Triclopsは3本の腕を持ったスリーアームドワンダリングアワー。各腕には4面の長方形の筒(アワーリスク)が設置されており、各面に「時間」が表示される。
そして、アワーリスクが上部の目盛りを横切って移動を開始すると、面が回転し新しい時間に変わる。2次元のディスクよりも躍動感にあふれ、時間を読み取る際の混乱がはるかに少なくなる仕様だ。
また、ワンダリングアワー機構だけでなく、同商品にはアワー回転機構も搭載されている。
同商品が採用するムーブメント「Miyota 90S5」は、振動数28,800回/時で、36時間のパワーリザーブを備えている。同ムーブメントは、日差-10/+30秒という高級ムーブメントと同等の精度を備えた高コストパフォーマンス品だが、同モデルでは調整を加えることで日差±10秒を達成。
また、この既成ムーブメントに独自の回転機構を加えることで、スリーアームドワンダリングアワーの作動が実現した。
歪みを防ぐダブルドーム型サファイアクリスタル
風防はダブルドーム型サファイアクリスタルで、反射防止コーティングが施されている。
「ダブルドーム」とは、クリスタルの外側だけでなく内側も丸みを帯びた形状のこと。この形状には、時計を斜めから見た際の歪みを防ぐ効果も。
また、シースルーバックとなった裏蓋にもサファイアクリスタルを採用。
多くのワンダリングアワー時計は、3つの平らなディスクを採用し、各ディスクに時間の数字を表示させている。
同モデルはこれとは別の方向でデザインした創意工夫と独創性に満ちたモデルにあたる。時計愛好家からも注目を集めそうだ。
Phantasos Triclops
ケースサイズ:幅42mm、厚さ13.5mm
ムーブメント:Miyota Cal.90S5
風防:サファイアクリスタル
防水:5気圧防水
(IKKI)