「ビームス(BEAMS)」は、東京・下北沢の商業施設リロード(reload)にポップアップストア「ボーダーレスショップ by ビームス(Borderless Shop by BEAMS)」を10月3日から期間限定でオープンした。期間は10月13日まで。

今回開催するポップアップは、2018年にビームスへ入社した同期の6名が、社内事業コンテスト「TANE.MAKI プレゼン大会 2021」へ提案したもので、Z世代のメンバーならではの感覚で、性別やジャンル、さまざまなボーダーを取り払った商品で構成されているのが特徴。「ビームス」の30以上あるレーベルの中からメンバーがキュレーションした洋服や雑貨と、高円寺の古着屋「メチャ(MECHA)」でセレクトした古着のほか、アパレルとアートを展開するブランド「ルーパス(RUPASS)」に別注した商品などをラインアップしている。

店内は、「Borderless College」という架空の大学に通う大学生の部屋がテーマで、新たな洋服との出会いやコーディネートの発見を通じて、固定概念に囚われることなくファッションの楽しさを体感できる空間となっている。店頭のアイテムを自由に組み合わせることで、既存の「ビームス」のレーベルがもつコンセプトやテーマを超えた新しい発見ができる。

なお、「TANE.MAKI プレゼン大会 2021」は、社内のイノベーション風土の醸成とスタッフ育成を目的としている。多様な結婚式に参列する女性たちへ向けてスタイリングを提案する「BEAMS SALON」も、同コンテストの優勝企画で2019年に事業化された。「ボーダーレスショップ by ビームス」は、本ポップアップストアを第1弾の企画として発表し、今後も同名のプロジェクトとして継続していく予定だ。

「ビームス」の新プロジェクトが始動 下北沢のリロードでポップアップ
(画像=『SEVENTIE TWO』より 引用)

文・岩見光/提供元・SEVENTIE TWO

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