バイクをライディングするときに着用するウエア。
選ぶ時に基準としているものはなんだろう?

主なポイントとなるのはデザイン、価格、安全性の三つだと思う。

デザインはかっこいい方が良いし、価格もお手頃ならバイクユーザーにはありがたい話だ。

でもちょっと待ってほしい。
安全性をないがしろにしていないだろうか?

事故は日常に潜んでいる!?

まずは東京都のオートバイの人身事故のデータをまとめてみると、

時間帯:出勤、退勤・約50%
状況:直進時の事故・約70%
違反状況:なし・約42%
場所:交差点、単路がほぼ同じ比率。合計90%
道路の形状:直線・約95%

出典:二輪車の交通人身事故発生状況(令和4年上半期)

上記のように、人身事故に限って言えば『出退勤時に、違反をせず直進している場面』で事故にあっていることがわかる。よくニュースで取り上げられるような、カーブをスピードの出し過ぎで……、という状況が多数ではないのだ。

日常のすぐそこに事故は潜んでいる、ということを理解いただけると思う。
だからこそ、ライディングウエアに安全性は必要不可欠。
取り返しのつかない障害を体に負ってからでは遅いのだ。

とはいえ、野暮ったいデザインだと安全と言われても、着るライダーの気分も上がらないというもの。

ついつい着たくなるデザインで、日常からツーリングまで幅広く使えるライディングウエアがこれから紹介する『PAND MOTO(パンドモト)』なのだ。

デザインと安全性の両立を高次元で実現しているPAND MOTO(パンドモト)

2011年に欧州で誕生したバイク用アパレルブランドのPAND MOTO(パンドモト)。
一番の特徴は、見た目の美しさと安全性のバランスが高次元で融合していることにある。

弾丸やナイフからの攻撃を防ぐため軍事分野で最初に採用されたAramid(アラミド)。
スチールの15倍もの強度がありながら、超軽量で水に浮く世界最強の生地Dyneema(ダイニーマ)。

Aramid
弾丸やナイフの攻撃を制御するために、最初に軍事分野で導入。PANDO MOTOは、デュポン社のケブラー®繊維をベースにしたアラミド素材を使用する。二重構造のアラミドはCORDURA®デニムの力と融合して、比類のない耐摩耗性を実現している。

Dyneema
世界で最も強靭な繊維素材。一本の糸で人間を吊り下げられるほどに強く、スチールの15倍もの強度がある。防弾ベスト、漁業で使われるロープやネット等にも使われている。

Armalith
これまで宇宙・軍事・海洋分野でしか使用されていなかったUHMWPE繊維とコットン繊維を組み合わせて作られている。革のような性質を持ち、摩耗、引っかかり、引き裂きに強い。

これら耐久性の極めて高い素材を用い、プロテクターには30年以上に渡りプロテクションギアを製造しているイギリスのKNOX社の製品を使用している。

素材や装備の紹介だけをみると、すごくゴツそうなイメージをいだきがちだ。
丈夫な素材を使った安全なライディングウエアは他でも散見されるが、そこにスマートな見た目で、バイクに乗る時以外にも着たくなるファッショナブルなライディングウエアは『PAND MOTO(パンドモト)』を置いて他にない。

ラインナップされているジャケット、パンツ類を見てもらえばわかるが、デザインはシンプル。
いかにもバイクウエアといったゴツゴツした雰囲気はなく、運動性を持たせるためシャーリングが施されている他には、いたって普通のアパレルに近い表情。
だからこそ飽きることなく、日常のコーデにもとりこみやすく、幅広いシチュエーションで着回しがきくのだ。