甑島・里(鹿児島県薩摩川内市)の磯で、アカハタの食い気が盛んになってきた。9月28日に釣行した時は、他魚交じりで納得の釣果に恵まれた。
●鹿児島県のリアルタイム天気&風波情報
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター松田正記)
アカハタの釣期
里のアカハタは、おおむね一年を通して狙えるものの、数、型ともに望めるのは夏から秋。キビナゴなどをエサにしたブッコミ仕掛けで狙うのが一般的な釣り方だ。
この日は午前3時ごろに瀬上がりし、9時までの半夜釣り。夜明け前はカゴ釣りでシブダイやタバメを釣り、日が昇ってから、ブッコミでアカハタを狙うリレー釣りに臨んだ。
カゴ釣りからスタート
船は釣り客を次々に下ろし、私は獅子の口の地磯を希望。磯に上がるとすぐに準備に取りかかった。まずはカゴ釣り。
![鹿児島での磯釣りで良型アカハタ高活性 カゴ釣りとブッコミ釣りで手中](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/10/2022101012web04.jpg)
ウキはケミホタル対応の遠投カゴサビキ、ハリは強固で刺さりのいいカット真鯛を選択。カゴにオキアミボイルを詰め、ハリにはキビナゴを刺して釣り始めた。間もなくアタリがあり、強烈な引き。上がったのは50cmほどのイスズミだ。
良型アカハタ浮上
アタリは続き、マツカサ、イトフエフキ、小型のタバメを連打。しかし、本命のアカハタは姿を見せない。空が白み始めたころ、ウキがゆっくり海中に消えた。アワセを入れると確かな手応え。リールを力強く巻き、そっと抜き上げたのは良型のアカハタだった。
ブッコミ釣りに転戦
連発を期待したが後が続かず、ブッコミ釣りに変更。ハリは袋から取り出せばすぐに使える石鯛ワイヤーを使用し、キビナゴをエサにちょい投げを試した。すると1投目からエサトリのアタリ。わずか5秒ほどでエサが取られる。
![鹿児島での磯釣りで良型アカハタ高活性 カゴ釣りとブッコミ釣りで手中](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/10/2022101012web03.jpg)
あの手この手で攻めるが効果はない。そこでエサを20cm前後のウルメイワシにチェンジすると、少しは時間が稼げる。その3投目、ようやくサオが曲がった。水面を割ったのは大型の本命だ。
![鹿児島での磯釣りで良型アカハタ高活性 カゴ釣りとブッコミ釣りで手中](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/10/2022101012web02.jpg)
ゲスト魚も顔見せ
同じ要領で、アカハタを3尾追加。さらにオジサンやウツボも顔を見せ、クーラー内も賑やかになったところで納竿した。
当日、現地の水温は26℃以上あり、本命よりもエサトリのほうがはるかに元気だった。もうしばらくはエサトリ対策が必要になるものの、本命の食い気もさらに上がってくる。
![](http://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2021/05/wpeccamtemp.jpg)
![](http://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2021/05/wpecIMG_2633.jpg)
![](http://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2019/06/20190604DE001.jpg)
<松田正記/TSURINEWSライター>
藤丸