久保裕也が“ボランチ”に再定着!「別次元の出来」と現地メディア絶賛
(画像=久保裕也 写真:Getty Images、『Football Tribe Japan』より 引用)

 メジャーリーグサッカー(MLS)にFCシンシナティに所属する元日本代表MF久保裕也(28)は、今季も中盤センターの主力選手として機能しているようだ。23日、FCシンシナティの専門サイト『Cincinnati Soccer Talk』が伝えている。

 同選手はジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のKAAゲントやブンデスリーガのニュルンベルクなどでプレーした後、2020年1月にFCシンシナティへ加入。2021シーズンはヤープ・スタム元監督のもとボランチでレギュラーに定着したことで注目を集めると、監督交代後はポジションをウイングへ再転向。主力としてリーグ戦で29試合に先発出場していたが、チームはリーグ戦12連敗を喫するなど極度の成績不振を脱することができず、イースタン・カンファレンス最下位でシーズンを終えていた。

 そんな久保裕也はシーズン開幕前の練習試合でゴールを決めるなど、パット・ヌーナン新監督へのアピールに成功。今季はここまで中盤センターのポジションで全4試合にスタメン出場しており、チームも2勝2敗とまずまずのスタートを切っている。

 『Cincinnati Soccer Talk』はFCシンシナティが開幕から順調に勝ち点を積み重ねている要因として、必要に応じて戦術やシステムを変更するヌーナン新監督の柔軟性があると説明。昨年10月にジェネラルマネージャー(GM)に就任したクリス・オルブライト氏による補強戦略も高く評価している。

 そして久保裕也についても「クボは今シーズンここまで好調だ。直近の3試合で別次元のパフォーマンスを発揮して、簡単にチーム内のベストミッドフィルダーとなっている。タックル成功回数はリーグ2位の10回だ」と評価。昨季と同じく今季もボランチで早速結果を残していることを紹介している。

 なお、アメリカメディア『TOTAL SPORTAL』は久保裕也とFCシンシナティの契約期間が今年12月までであり、年間基本給が191万ドル(約2億2000万円)であると伝えている。チーム屈指の高給取りである同選手の活躍が期待できそうだ。

提供元・Football Tribe Japan

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