9月23日(木・祝日)、宮崎県・イオンモール宮崎にて『マッスルゲート宮崎』が行われた。無観客試合となった本大会だったが、ハイレベルな選手たちの闘いで熱気に包まれた大会でもあった。ここでは、メンズタンクトップ176cm以下級で優勝した福田蒼選手に15の質問を聞いた。
取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介
福田蒼選手
トレーニングをはじめたきっかけ
学生時代に肥満だった自分を変えたくてトレーニングを始めました。だんだんと変わっていく体を見て筋トレの楽しさを感じました。
熊本のゴールドジム上通店に入会してからはトレーナーさんの指導のもとますます筋トレにのめり込むようになり、20kg以上の減量に成功しました。周りからは「すごく痩せたね」と声をかけてもらう機会が多くなりました。段々と筋トレを趣味だけにとどめておくことにもどかしさを感じるようになり、現在は自分と同じように体型にコンプレックスを持っているような方をサポートできるスポーツインストラクターとして働いています。
ボディコンテストにでたきっかけ
自分の筋トレの成果をなにか形に残したいと思い、ボディコンテストの出場を決めました。
なぜマッスルゲートに出場したのか
初心者でも出場しやすいし、大会の情報が逐一SNSで教えていただけるので初心者の自分にはマッスルゲートが合ってると感じ出場しました。
学生時代にやっていたスポーツ
ラグビー
現在の職業
スポーツインストラクター
お仕事との両立
忙しい中筋トレを継続するのは簡単なことではありませんが、たった1時間の筋トレの時間を捻出するのは不可能ではありません。やれない理由よりもやれる理由を探す意識を持つことで両立は可能です。
ご家族の反応
最初は戸惑っていましたが、この度マッスルゲート宮崎で優勝することでとても喜んでくれました。
「次の大会はいつなの?」「もっと肩の筋肉を増やしなさい!」なんて言われることもあります。
普段のトレーニングメニュー
胸、肩、三頭
背中、二頭
脚
の3分割です。BIG3と懸垂を中心にメニューを組み、鍛えられていないところをマシントレーニングで補っています。
コンテストに向けてのトレーニングメニュー
普段と変わらないトレーニングメニューです。減量が進むにつれパワーが出なくなってきますが、重量だけはなるべく下げないように意識しています。
トレーニングをしていてつらかったこととそれを乗り越えた方法
最初にゴールドジムに入会した時は、周りのマッチョな人にバカにされているんじゃないかなんて勝手にネガティブに考えたこともありました。しかし、実際に話してみたボディビルダーの方はとても優しく、トレーナーさんのサポートや励ましもあり、毎日と言っていいほどゴールドジムに通うようになりました。
トレーニングをしていて良かったこと
身体がカッコ良くなるのはもちろん、自分に自信がつき、精神的な成長もすることができました。
トレーニングでこだわっていること
筋トレのフォームや重量設定も大事ですが、何よりマナーを守って、利用されている他の会員さんと譲り合ってトレーニングを行うことです。すると自然に仲のいい会員さんも増えて、トレーニングに行くのが楽しくなります。
食事でこだわっていること
毎食しっかりタンパク質を取り、間食に2回プロテインを入れています。タンパク質だけでなく食事はバランス良くとることを意識し、主食、主菜、副菜、果物、乳製品は必ず揃えるようにしています。
コンテストに出て良かったこと
応援してくださる家族や周りの方々に喜んでもらえたことです。支えてくださる方への感謝を忘れず、より一層筋トレを楽しみたいと思います。
今後の大会での目標
次はマッスルゲート札幌のボディビルとクラシックフィジーク に出場します。今回のメンズタンクトップより更に絞りと筋量が求められるカテゴリーです。大会までの減量は楽なものではありませんが、大好きなトレーニングを精一杯楽しんで、周りの方への感謝を忘れず過ごしたいと思います。