
各産地のカカオを楽しめるドリンクやスイーツを提供する(画像=『DCSオンライン』より 引用)
ロッテは10月29日、同社初のカカオ専門店「LOTTE DO Cacao STORE」を東京都渋谷区にオープンする。チョコレート事業で2015年にスタートした、カカオ豆の栽培から製造までを一貫して手がける「DO Cacao Project」の情報発信拠点として同店を運営する。
産地によって味や風味が異なるカカオを楽しめるドリンクやスイーツを提供する。カカオとミルクで作るホットドリンク「Cacao SHOT」は、ガーナ、パプアニューギニア、インドネシアからカカオ産地を選ぶことができ、価格は250円(税別、60ml)。
同店では、環境への配慮からカカオ豆の皮であるカカオハスクを店づくりに活用する。店舗内装にはカカオハスクを織り交ぜた壁材、提供メニューの包材の一部にはカカオハスクを使用した再生紙、店員のユニフォームにはカカオハスクで染色した生地を採用する。
同店は、JR渋谷駅から徒歩7分の場所に出店する。2フロア構成で座席数は15席。営業時間は午前11時から午後7時まで。
東京渋谷区にオープンするロッテ初のカカオ専門店「LOTTE DO Cacao STORE」の内装イメージ

店舗の壁材やメニューの包装などには、カカオ豆の外皮を活用する(画像=『DCSオンライン』より 引用)
提供元・DCSオンライン
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