東京五輪・パラリンピックをめぐる汚職事件で、9月14日に東京地検特捜部に贈賄容疑で逮捕された大手出版社KADOKAWAの角川歴彦(つぐひこ、79)容疑者が会長職を辞任すると表明した。KADOKAWAは元専務執行役員の芳原世幸(64)と元2021年室室長の馬庭教二(63)も贈賄罪で9月に起訴されているが、角川歴彦容疑者は「汚職に関与したことは一切ない」と容疑を否定しているものの、自身を含め3人もの逮捕者が出たことに「大変重いものと受け止め、責任をとる必要がある」として辞任する。

KADOKAWAの前身である角川書店で17年間、角川歴彦容疑者の部下として働いたという見城徹・幻冬舎社長はユーチューブの番組の中で、「あんな姑息な人はいないと思っています。兄貴の角川春樹はひまわりのような人だが、角川歴彦はかすみ草のような暗い人。暗い権力欲のある人」などと、角川容疑者についてコメントしている。

文・高村 学/提供元・SEVENTIE TWO

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