新婦さんの泣き顔が忘れられない

社内的に言えば、完璧に業者さんのミスですし、その業者さんとは長い付き合いですが、今回のようなミスは今までありませんでした。

しかし、新郎新婦にとっては弊社に依頼したら重大なミスをされたということになります。

撮影代を返せば良いという問題ではありません。動画を見るのを楽しみにしているだろうなと想像すると心が痛みました。

撮影業者の社長、撮影者、私の上司、私で、謝りに行きました。新婦さんは泣いてました。話し合いの結果挙式代の半額数百万を返金することになりました。返金額の半分は弊社が負担することになりました。

上司からは式のスタート前に備品が用意されているか確認するだけじゃなく、式が始まったときも担当者が会場にいた方がより良いのではないかと、優しく言われました。

以後確認作業をより念入りにするように、社内で徹底するようになりました。しかし、動画が撮影できていなかったと言った時の、新婦さんの泣き顔は今でも忘れることができません。

(40代・女性)
今回は、仕事でミスをしたエピソードについてまとめました。

文・MONEY TIMES編集部