日本でのライセンス事業を行うグリフィンインターナショナルは10月1日、英国ホワイトハウスコックス社の事業廃止に伴い、同社で取り扱う「ホワイトハウスコックス(Whitehouse Cox)」と「セトラー(SETTLER)」を12月末をもって生産終了すると発表した。

1975年創業の「ホワイトハウスコックス」は、丁寧に鞣した強く耐久性の高いイングリッシュブライドルレザーに、天然の染料を染み込ませた鞄やベルト、財布など確かな職人技術が人気のレザーグッズブランドだ。

今回の事業終了に関してグリフィンインターナショナルの公式サイトでは、ホワイトハウスコックス社マネージングディレクターのステファン・コックス直筆の書面を公開。「147年間の『ホワイトハウスコックス』の歴史に幕を閉じることとなり、残念な気持ちでいっぱいです。今回の発表は、私がこの事業から引退する必要があること、そして後継者がいないことによって下した判断です。長い間、弊社のブランドを日本で販売できたこと、またその間に培われた多くの友情に感謝します」と気持ちを綴った。

文・岡本湧/提供元・SEVENTIE TWO

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