国民皆保険制度は日本の財産

表だけを見ると、会社員や公務員が加入できる健康保険の方がメリットは多そうだが、給料天引きであるがゆえに、節税対策という意味では自営業者やフリーランスの方が受ける恩恵は大きい。

また、所得が基準値を下回った場合も国民健康保険であれば、自動的に減額してもらうことができる。国民健康保険は所得によって保険料が上がるのが一般的だが、国民健康保険組合に加入することで、業種によっては保険料を抑えられることもあるのだ。

健康保険と国民健康保険は、どちらもリスクを社会全体でカバーしあうという仕組みだ。日本では生まれた時から当たり前のようにある制度なので、なかなかその有難みを実感する機会は少ないかもしれないが、お金を気にせず国民全員が受けたい医療を選択できる「国民皆保険制度」は、間違いなく日本の大きな財産である。

※サムネイル画像(Image:「ねこみち|毎日図解でお金を学ぶ(@Tomojidien)」さん提供)

文・花澤瑠衣/提供元・オトナライフ

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