まさかのトライアスロン開催
一度手応えのあるやり取りをすると、感覚的にやる気スイッチが入る。調子に乗ってきてテンポよく打ち返していたが、岸際が騒がしい。放送アナウンスに聞き耳を立てていると、どうやらトライアスロンが開催されるらしい。待て待て(汗)、あの大人数が泳ぐのですか(涙)。心の準備もできないまま「よーいスタート!」。数百人が一斉に泳ぎだした。
まぁお魚さんもビックリされたようで、お食事どころではない様子。あれだけ人気だったオキアミまでもが丸残りしだした。なるほど。朝から人がいないわけだ(笑)。

そしてタイミング悪く子供が釣る気満々で登場!うーん、取りあえず堤防の内側でゴカイを付けてブッコミ釣り開始だ。こちらは影響がなく、小ダイやコッパがたくさん釣れてくれた。
「わらしべ長者作戦」ならず
正午ごろには競技が落ち着き、次第に魚の活性も上がってきた。後ろの釣り客はハゼをエサにマゴチとヒラメをゲットしており、少し離れたところではアオリイカも釣れている。伊良湖のスペックはすごい。
子供の仕掛けをサビキに変更してアジを狙わせる。ヒラメのエサにするためだ。題して「わらしべ釣者作戦!」。だがアジが釣れない。私のウキダンゴにも反応なし。こんなときほど邪魔なエサ取りがきてくれない(涙)。
本命クロダイ登場
仕方がないので、子供にもウキダンゴをやらせることにしたが、ここで問題発生!手が小さすぎてダンゴが握れない(笑)。ここだけはママに手伝ってもらうが、見様見まねでダンゴを投げている。
「ダンゴが割れてウキが浮いてきて、また沈んだらリールを巻くのだよ」と教えると、なんと数投目で本命をゲットして大興奮!そこからもママとタッグを組んでコッパを釣り、真っ暗になるまで楽しんだ。

肝心の私の釣果は23~43cmのクロダイ8匹。ワチャワチャしたわりに納得の釣果だった。すごく気に入った釣り場なので、今度はホテルを取って泊りで来たいと思う。



<週刊つりニュース中部版APC・マルキユーフィールドスタッフ・佐々木博司/TSURINEWS編>
伊良湖港