アウトドアと切っても切れない厄介者代表といえば「虫」だろう。蚊やアブなど、様々な釣り場に必ずと言ってもいいほど生息する。今回は、筆者が実践する2つの対策を紹介しよう。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター福岡崇史)

釣り場にいる招かれざる『虫』対策 痒みが1週間継続する厄介者も

釣り場にいる招かれざる虫たち

夏本番から秋になり、レジャーに釣りに外へでる機会が増えるシーズン。特に近年ではコロナの影響を避けてアウトドアが空前のブームになっている。アウトドアをする上で必ずと言っていいほど遭遇してしまうのが招かれざる虫だ。そんな虫の種類と筆者が行っている対処法を解説したい。

釣り場にいる招かれざる『虫』対策 痒みが1週間継続する厄介者も招かれざる虫(提供:Pixabay)

蚊の仲間

まずは吸血性昆虫の代表格である蚊の仲間である。草むらや河川などどこにでも現れる蚊はメスが吸血することで知られている。コガタアカイエカやヤブカの名称で有名なヒトスジシマカなどが有名である。

ヌカカ

次に釣り人が良く遭遇する吸血性の虫でカと名前が付いているが、実はハエの仲間に分類されるヌカカである。蚊より小型であるが、吸血された痕は赤く腫れあがりその痒みがなかなか収まらないことでも有名である。特に海辺に多いイソヌカカに集団で攻撃されるとその痒みは蚊とは比べ物にならない程である。先日も友人と釣行した際、友人がヌカカに襲われたようで、その後一週間は痒みが引かず、腫れた後が痛々しく残っていた。

アブの仲間

釣り人が多く遭遇する吸血性の虫で、山で遭遇するのはアブの仲間だろう。ヌカカ同様ハエ科の虫でハチを連想させる羽音と刺されたときのチクリと刺される感覚は何とも不快極まりない。

実は先日筆者もエリアフッシングの際に刺されてしまった。直ぐに気づいたため吸血されることは無かったが、あの感触は今でも思い出すと鳥肌物である。特に車の排気ガスに反応しやすく、ポイントに着いて降車直後やドアを開けた瞬間に入ってきて帰りの車の中で刺されるなどの被害も聞く。

虫除けスプレー

一般的な対策として最も簡単で効果的なものとしては虫除けスプレーである。利点として最も手軽に虫よけ対策ができることで、小さい子供やお年寄りまで数秒で対策ができることが魅力である。最近では小さな子供にも優しいイカリジンを配合したものなど様々な種類の虫よけが販売されている。

欠点

欠点としては暑い時期などは汗で流されやすいという点である。汗で流されるということは当然効果が半減するので、何度かは塗りなおす必要があるのだ。しかし、虫に襲われる恐怖より塗りなおす手間を取ったほうが賢明である。