日本マクドナルドは9月30日から、約6割の品目の店頭価格(税込)を10〜30円値上げする。同社は3月14日にも一部品目の価格を10〜20円値上げしており、価格の引き上げは今年2度目となる。

 原材料価格の高騰や人件費、物流費、エネルギーコストなどの上昇、円安の進行などが値上げの要因。3月に110円から130円に値上げしたハンバーガーの価格は150円に、現行160円のチーズバーガーは180円になる。サイドメニューのマックフライポテトも各サイズを10円値上げして160〜340円とする。

 宅配サービス「マックデリバリー」や、本格コーヒーとスイーツなどを提供する「マックカフェ・バイ・バリスタ」でも値上げを実施する。ハンバーガーのデリバリー価格は150円から190円に、チーズバーガーは180円から230円に引き上げる。

 一方、ダスキンが運営する「ミスタードーナツ」でも、11月25日から一部商品を値上げする。ドーナツ、パイ、マフィンの44種中39種について、10〜20円の値上げを実施する。ミスタードーナツの値上げも、3月に続いて今年2度目となる。

提供元・DCSオンライン

【関連記事】
「デジタル化と小売業の未来」#17 小売とメーカーの境目がなくなる?10年後の小売業界未来予測
ユニクロがデジタル人材に最大年収10億円を払う理由と時代遅れのKPIが余剰在庫を量産する事実
1000店、2000億円達成!空白の都心マーケットでまいばすけっとが成功した理由とは
全85アカウントでスタッフが顧客と「1対1」でつながる 三越伊勢丹のSNS活用戦略とは
キーワードは“背徳感” ベーカリー部門でもヒットの予感「ルーサーバーガー」と「マヌルパン」