目次

  1. 新型フェアレディZのレースカー『Nissan Z GT4』発表
  2. 近年盛り上がりを見せるGT4向け競技車両
  3. ベースの良さそのままにレースへ最適化
  4. 詳細は11月の『SEMA』で公開

新型フェアレディZのレースカー『Nissan Z GT4』発表

これがニスモ版Z?日産が「Nissan Z GT4」を発表
(画像=『MOBY』より 引用)

日産と、ニスモとオーテックの統合で設立された新会社日産モータースポーツ&カスタマイズ株式会社(NMC)は、2022年9月28日に『Nissan Z GT4』を発表しました。

『Nissan Z GT4』は、2022年6月に開催された『ENEOS スーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook』の第2戦、『NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース』に開発車両としてST-Qクラスからエントリーした『Nissan Z Racing Concept』をベースに改良を重ねたカスタマーモータースポーツ向けレース車両です。

日産は『Nissan Z GT4』について、プロドライバーからジェントルマンドライバーまで、幅広いレベルのドライバーが総合的に満足できるパフォーマンスを実現しているといいます。

近年盛り上がりを見せるGT4向け競技車両

日産のCOOであるアシュワニ グプタ氏は、『Nissan Z GT4』について以下のように語っています。

「日産にとってモータースポーツとは、私たちの飽くなき情熱と比類なき専門性を表現するものです。そして、『Z』はダイナミックなドライビングとパワートレインでドライバーを魅了するエキサイティングなスポーツカーとしての地位を維持し続けています。このGT4カテゴリーに対応する『Z』が、50年以上にわたる日産『Z』の速さの伝説に、新たな一章を刻むことになると確信しています」

ベースの良さそのままにレースへ最適化

これがニスモ版Z?日産が「Nissan Z GT4」を発表
(画像=Nissan Z Racing Concept、『MOBY』より 引用)

『Nissan Z GT4』はNMCのNISMO Racing事業部が開発を行い、ベースとなる新型フェアレディZの素性を活かして走行性能、安全性、耐久性、操作性を高次元でバランスさせたといいます。

パワートレインにはさらなるチューニングを施したVR30DDTT型エンジンを搭載し、シャシーおよびサスペンションはレース用に最適化。

また、空力性能はレギュレーションの範囲内で最大限の性能向上を図ったとし、コクピットについても居住性、操作性を最適化していることなどが、『Nissan Z GT4』のポイントとして挙げられました。

詳細は11月の『SEMA』で公開

これがニスモ版Z?日産が「Nissan Z GT4」を発表
(画像=『MOBY』より 引用)

『Nissan Z GT4』の詳細については、アメリカ・ネバダ州のラスベガスで現地時間で2022年11月1日から11月4日までに開催される、世界最大級の自動車用品見本市『SEMAショー』で発表される予定です。

車両の供給は2023年シーズンから開始する予定となっています。

文・MOBY編集部/提供元・MOBY

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