赤崎港(熊本県上天草市)の堤防カワハギ釣りがシーズンを迎えた。まだ型は小さいものの、「肝入り」は上々だ。9月14日に釣行した時の様子をリポートする。
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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター松田正記)
堤防カワハギ釣りのシーズン
赤崎港のカワハギは秋から初冬によく釣れる。イソメなどをエサに、専用の胴つき仕掛けで狙う。序盤は手のひらサイズを中心に数が望め、徐々にサイズアップしていく。寒くなると、数は減るものの、足裏大の良型が交じりだす傾向にある。
![堤防カワハギ釣りで本命9尾と快釣 シーズン序盤もすでに『肝パン』](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/09/7917e46d39b40494b1b352cee81a5f24.jpg)
狙い時
狙い時は上げ七分から下げ二分。満潮の少し前から、引き潮になって1時間ほどが勝負になる。そのため、潮汐表のチェックは欠かせない。
まきエサで寄せる
この日の満潮は午前10時半ごろ(同県三角港)。狙い時を見計らい、8時ごろに同港に着いた。外波止に釣り座を構え、早速スタンバイ。仕掛けは市販のツインカワハギを選び、つけエサはオキアミボイルとアオムシ。まきエサは赤アミとパン粉を混ぜたものを使い、まずはエサ取りの様子を見る。
いつもは、まきエサを持参しないが、今季初の試し釣りだけに、ここは「教科書通り」に進めていった。
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すぐに魚信
まきエサの効果なのか、すぐに魚信が出た。しかし、さほど手応えはなく、水面を割ったのはリリースサイズのアラカブだった。
アタリ頻繁
アタリは頻繁に出始めたものの、ベラやヘダイなどのゲスト魚ばかり。時期尚早が頭をよぎった時だった。穂先に僅かな魚信。仕掛けを回収すると、エサがきれいにない。どうやら本命が寄ってきたようだ。
ここで手数を増やすと、再び小さなアタリ。間髪を入れずに軽くアワセを入れ、サオにのせた。横走りしたあとに姿を見せたのは手のひら大のカワハギだった。
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足裏サイズ交じりで好釣
その後も同じパターンで数を重ねた。全体的に小ぶりだが肝入りがいいうえ、たまに足裏サイズも交じる。さらにアタリは続き、2桁釣果が見えてきた。
しかし、気温も急上昇。まだまだ釣れる感はあったものの、午前9時すぎに最終釣果9尾にて納竿した。
当たり年!?
現地のカワハギは、まだ始まったばかり。序盤から肝が大きいのには驚きだ。今年は当たり年かもしれない。
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<松田正記/TSURINEWSライター>
赤崎港