【FIBA女子ワールドカップ2022】予選Game2セルビアに惜敗1勝1敗/高田真希「グループをいい順位で突破したいので、悪かった所を修正して次に臨みたい」
大会2日目の日本はセルビア戦に挑んだ。日本はワールドカップに4大会連続で出場で、今大会は金メダル掲げて臨んでいる。
予選2試合目のセルビア戦には我慢の時間が続き、最後は時間間に合わず悔しい負けを喫した。が、まだまだ予選は続く、次戦にファンは期待している。セルビアのマリーナ・マルコヴィッチHCは、Wリーグのデンソー・アイリスで2シーズン指揮を執っていた事もあり日本の事は熟知はしていた。また、アメリカ、中国、カナダは2連勝した。
セルビア🇷🇸 69-64 🇯🇵日本
1Q 24-9
2Q 14-25
3Q.16-12
4Q 15-18
<日本>
#8 #高田真希 15得点
#32 #宮崎早織 11得点 6アシスト
#88 #赤穂ひまわり 10得点 7リバウンド
スターターは、#8高田真希、#23山本麻衣、#75東藤なな子、#88赤穂ひまわり、#99オコエ桃仁花
試合はセルビアの得点から入り、日本はオコエが入れる。セルビアはドライブ、インサイドと攻めるが日本もしっかり返していく。セルビアのインサイドは強く得点を重ねて点差を広げていく。日本はシュートが決まらない時間が続き我慢して、リバウンドを取っていきたい。セルビアは展開良く決めていき9-24の大差で1Qを終える。
2Q日本はブレイクも出てリズムを掴んでいく。インサイドで赤穂が押し込んで決めていく。日本もアウトサイドからフリーで3P狙うが中々決まないが、ディフェンスからリズムを作り、リバウンドをしっかり取り昨日のディフェンスから修正してきている。
マークもキツくなる中で、平下がスリーポイントを決めて流れを変える。それでもセルビアのシュート確率も落ちないで進む中、インサイドにアタックしてフリースロー、ミドルを決めて離されないように高田キャプテンが日本を引っ張る。流れが良くなってオコエ、平下がスリーポイント決めて一気に1点差にする。それでもセルビアの決定力も変わらず34-38で折り返す。
後半に入ってセルビアのアウトサイドは変わらず得点を決めて流れをセルビアに戻し、2ケタ得点差にする。日本は高田キャプテンがしっかり決めて返していく。日本の得点は決まらず3Q半分経って得点が2点という展開から、東藤のステップ、宮澤の得点で追い上げていくが、またまたボールムーブメントよく日本がやりたい展開のバスケをやるセルビアが3P決めてリードを広げる。
4Q何とか追いつきたい日本、高田のドライブから日本から得点して6点差にして入る。セルビアはインサイドがこの試合で強くしっかり得点して追い上げる日本を引き離す。6点差の2ポセッション差にする日本は粘り強く戦う。
終盤に日本も仕掛けていくが、時間が間に合わずセルビアに64-69で悔しい負けを喫した。
スリーポイントはセルビアは8/25で32%、日本は5/22で23%になった。
試合後コメント
恩塚HC
「難しい試合でした。選手たちは終始戦ってくれました。ただ、ここ1本のシュートの差であったり、ルーズボールで取りきれなかったり、最後流れを掴みきれなかったと思います。ただ、1Qのダメージからカムバックしたのは、高田キャプテンを中心にいい声を掛け合って戦い抜くんだという気持ちをもってプレーしてくれた事を評価して、大切にしていきたい。
改善したいのは、オフェンスで出来たチャンスを取り切っていく、思い切ってプレーできるように、支えられるように役割を果たしていきたい。」
高田真希キャプテン
「ディフェンスで相手にノーマークを作ってしまって高確率でシュートを決められ、ゴール下でもローテーションミスで得点された。そういった所を徹底的に出来なかったのを引きずってしまいました。ただ、前半ダブルスコアで負けていた所をしっかり盛り返せたのは自分達の自信に繋がると思うので、いい所をしっかり伸ばしていきたい。トーナメントではないので、グループを少しでもいい順位で突破したいので、悪かった所を修正して次に臨みたいと思います。」