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エアクッションが付属
まるで家で寝ているかのような快適な寝心地

エアクッションが付属

スノーピーク グランドオフトン シングル1000

スノーピーク「グランドオフトン」をレビュー。家のお布団のような快適な寝心地が◎
(画像=『暮らし〜の』より引用)

スノーピークのグランドオフトンは、商品画像だけ見ると「掛け布団」にしか見えません。しかし、実際にはマットとして使える「エアクッション」が付属しています。空気を入れて膨らませるタイプのマットで、角のバルブを操作すれば自動で空気が入ってくれるのでとても楽です。もちろん、ポンプなどを使用しても構いません。

ポンプ機能を搭載した収納袋が付属!

本製品には、収納用のケースが付属しています。ダブルの場合エアマット収納時のサイズは直径25×74cm。実使用時のサイズが126×193cmという大きさなので、非常にコンパクトなサイズまで収納できることが分かります。

なお、エアマットの収納袋はポンプ機能を兼ねている優れもの。余計な荷物を増やすことなく、コンパクトサイズにまとめて持ち運びができるので便利です。

収納サイズが掛け布団・エアマット共にコンパクト

ダブルのエアマットのみ収納サイズをご紹介しましたが、掛け布団の収納サイズも大変コンパクトです。ダブルの掛け布団は、直径38×58cmというサイズ。展開時は170×180cmですから、非常に小さくまとめられます。

また、シングルの場合はエアマット収納時が直径31×50cm、掛け布団の場合収納時直径21×88cmというサイズ感です。やはりシングル・ダブル共にとてもコンパクトサイズにまとめられるので、荷物の観点から見ても安心できます。

まるで家で寝ているかのような快適な寝心地

スノーピークのグランドオフトンで特筆すべき点は、まるで「家で寝ているかのような快適な寝心地」を得られるということです。ぱっと見はただの掛け布団にしか見えないグランドオフトンですが、本製品を使えば従来のキャンプでのなんとも表現しがたい微妙な寝心地を劇的に改善できます。一体なぜなのか、その秘密解説いたします。

寝袋の締め付け感がない

スノーピークのグランドオフトンは、いわば「普通の布団で寝る」感覚に近いです。従来の寝袋などは、身体を締め付けるタイプがスタンダードだったので普段、家の布団で寝る感覚とは大きく異なっていました。

しかし、グランドオフトンは「エアマット」にそのまま寝て掛け布団を被るというスタイルです。このため布団で寝るのと全く同じ感覚で寝られます。掛け布団は隙間が生まれにくい構造をしているので、寒い環境下でも暖かさをしっかりとキープできます。

快適温度と下限温度をチェック

スノーピークのグランドオフトンの下限温度は-15℃、快適温度は-8℃以上と公式でアナウンスされています。しかし、実際のところグランドオフトンであっても氷点下の環境では寒さを感じるのが現実です。さらに布団の中に入ればすぐ暖かいわけではありません。

身体と布団が暖かくなるまでには一定の時間が必要なので、当然その間は寒いです。そのため、可能であれば暖房器具などを併用するとより快適に寝られるでしょう。

春や秋でも使える!

快適温度が-8℃以上となっているので「夏場など暑い環境下での使用は適さないのか」という疑問が生じます。確かに、ダウン素材を使用しているということもあり、夏など暑い季節の使用には適しません。

裏を返せば、夏以外の季節であれば問題なく使用できます。体感温度に応じて掛け布団の被り方を浅くするなど、使い方を工夫すれば問題ありません。

キャンプだけでなく意外な使い方もある

本製品はキャンプ用品ですが、家でも使えます。例えば、来客者用の仮設ベッドとして使えるでしょう。普通の布団やベッドはかさばるので保管しておくのにもスペースが必要ですが、スノーピークのグランドオフトンであればコンパクトに収納できるので便利です。