鹿児島県錦江(きんこう)町と、最先端のテクノロジー教育事業「TECH PARK(テックパーク)」を展開するグルーヴノーツは、8月3~5日に小中学生がテクノロジーとものづくりについて学ぶ「デジタルワークキャンプ2022 in 錦江町」を開催する。

小中学生がテクノロジーとものづくりを学ぶデジタルワークキャンプ、鹿児島県錦江町で開催
(画像=『BCN+R』より 引用)

 錦江町では、深刻化する町の少子高齢化問題を真摯に受け止め、将来の担い手である子どもや孫たちに、夢を実現できるフィールドを提供することで、新たな仕事を生み出しながらコミュニティを支えられる人に成長できる「まち」を目指して、2017年から独自の地方創生総合戦略として「錦江町『MIRAI』づくりプロジェクト」に取り組んでいる。

 今回のデジタルワークショップは、「錦江町『MIRAI』づくりプロジェクト」の一つの事業として、最新技術と教育に強みをもつテックパークがコンテンツの企画・開発を行うことで、錦江町とテックパークで共同開催するもの。

 テックパークでは、さまざまな先端テクノロジーを使ったものづくりを通じて、自発性や創造性を育てる独自の教育プログラムを提供している。自社でのスクール運営をはじめ、さまざまな教育機関・自治体に向けて、最新のAIやプログラミング授業の導入支援を行っている。

 テックパークが手掛けるデジタルワークショップでは、小中学生は、新しいものをつくりだす「しごと」に取り組み、テクノロジーとものづくりについて学ぶ。また、ICT端末にはGIGAスクール構想により児童生徒1人に1台配備されたiPadを活用する。

 小学4~6年生向けの「デジタルファブ(デジタルファブリケーション)」コースでは、プレゼンテーションツールを使ってオリジナルの絵柄をデザインしたデータをもとに、ルームランタンを制作する。中学生向けは「3DCGモデリング」コースとして、3Dモデリングソフトを使って立体的な図形を描き、錦江町の特産品を制作する。また、3Dプリンタを提供するマイクロボード・テクノロジーとクラフトハウスの協力のもと、作品を実際に3Dプリンタで出力する。

 定員は20人程度(応募者多数の場合は抽選)。参加対象は、錦江町の小学4~6年生、中学生。参加費は1人1000円。

提供元・BCN+R

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