二日目、熟成完了でおいしい
さて熟成が進む2日目、残りのタチウオ4尾をさばいていきます。ほとんどを刺身にすることにして、素揚げもすることにしました。手間はかかりますが、タチウオは素揚げにしてこそマジでうまいのです。身はふっくら、骨せんべいはぱりぱり、頭部も揚げると素晴らしい歯ごたえ。お酒が進みます。
二日目のタチウオづくし(提供:TSURINEWSライター井上海生)
おいしい!
料理の工程はほとんど同じです。途中、刺身をつまみ食いしてみましたが、すでに身の弾力から違います。魚は死後硬直しますが、解けます。その解けた直後の味は、ぐずぐず。死後硬直→解ける→もう一度引き締まる=熟成完了。このタイミングが最高の味なのです!
味の決め手は「守(も)り」
料理下手が何を言う、と自分でも思いますが、釣魚の味の決め手は何かといえば、間違いなく「守り」です。料理人の言葉で「もり」と言います。
特に血抜きとワタの処理が大事です。別の記事でも述べますが、サバ科のような血が出やすい魚は、しっかり血抜きして、血合いまで取ることが大事です。「守り」ができてこその味わいです。釣りで疲れても、ここまで頑張りましょう。
乱獲厳禁 持って帰る分だけ
今回は6尾とまあまあ釣れたのですが、さすがにこれが10尾になってくると獲りすぎです。10なら4人家族でちょうどか、ちょっと多いくらいでしょう。どんな魚も食べる分だけ持ち帰り。他はリリースし、いろんな意味で命をおいしくありがたくいただきましょう。
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<井上海生/TSURINEWSライター>
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