アトレティコ・マドリードが、アストン・ビラに所属するアルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネス(30)の獲得に興味を示しているようだ。イギリス『ミラー』が伝えた。
2014年夏にベンフィカからアトレティコに加入以降、公式戦通算360試合の出場数を誇り、クラブの複数タイトルに貢献してきたスロベニア代表GKヤン・オブラクが来夏に契約満了を迎えるアトレティコ。同選手にはスペイン代表GKダビド・デ・ヘアが今季限りで契約満了となるマンチェスター・ユナイテッドからの関心が噂されている。
そうしたなか、アトレティコはフリーでの流出を避けるべく、1月の移籍市場でオブラクを売却する可能性があり、ディエゴ・シメオネ監督は新たな守護神候補を査定している模様。その候補としてマルティネスをリストアップしており、アトレティコがUEFAチャンピオンズリーグ(CL)に出場していることがポジティブに働く可能性もあるようだ。
2012年にアーセナルでプロキャリアをスタートさせたマルティネスは複数クラブへのレンタル移籍を経験後、2020年夏にアストン・ビラへ加わると、すぐさま守護神に君臨。今季もここまでプレミアリーグ7試合でゴールマウスを守っており、今年1月には2027年夏までの新契約にサインしている。