当日のタックル
ここから本腰を入れてニゴイを狙うが、目の前にルアーを通しても反応しない個体が多く、意外にも難しい。たまに反応してくれる魚も、ルアーを不自然に動かせば即座にUターン。さて、どうしたものか。
ここはスピナーが欲しいところだが、手持ちのルアーはライトソルト用のものばかり。とはいえ魚の反応は丸見えなので、アクションのヒントはつかみやすい。
当日のタックル(提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)
ポイントは誘いと食わせ
試行錯誤の結果、なんとなく答えが見えてきた。要は、誘いと食わせだ。まずはトゥイッチなどでアピールし、追ってきたところでスローな動きに切り替えてボトムで食わせるというパターンが効果的だった。
スプーンで数匹キャッチしたあとは、シンキングミノーに切り替えてさらに追加。特にラパラのCD3やCDE35など、流れの中でも安定して泳ぐ小型のものにバイトが集中した。
隣では、コツをつかんだ大威さんがDコンタクトで連発させている。スプーンもそうなのだが、ヒラ打ちによるフラッシングが絶好の誘いになるのか、色はシルバーやゴールド系がいいようだ。
ラパラcdエリート35(提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)
最終釣果
この日は途中で通り雨もあったが、休まず釣り続けた大威さんは40~50cm前後のニゴイを計14匹。
私はトップを投げたりサボったりで7~8匹程度だったが、それでも十分に満足の釣果だ。さんざん河原を歩き回って日ごろの運動不足を実感する羽目になったが、楽しい釣行だった。
当日は通り雨に悩まされた(提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)
犬上川は9月から11月まで禁漁
今回釣行した犬上川の下流域はアユの保護水面となるため、9月から11月まで禁漁となる。これはアユだけでなく全ての魚種が含まれるため、9月以降に河川域でニゴイを狙う場合は事前に遊漁規則を確認するようお願いしたい。
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<週刊つりニュース中部版APC・浅井達志/TSURINEWS編>
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犬上川
犬上川
この記事は『週刊つりニュース中部版』2022年9月16日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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