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サッカー日本代表がキリンチャレンジカップ・アメリカ戦で勝利した裏で、シント=トロイデンVV(STVV)所属のMF香川真司(33)とFW岡崎慎司(36)が練習試合で揃ってゴールをマーク。両選手がFIFAワールドカップ・カタール大会の日本代表メンバー入りへアピールする一方、FW林大地(25)のW杯出場がさらに厳しくなっているようだ。24日、ベルギー紙『Het Belang van Limburg』が報じている。
STVVはリーグ戦中断期間を利用して、アメリカ戦と同日の23日にKVコルトレイクとの練習試合を実施。香川真司や岡崎慎司がゴールをあげたほか、東京五輪出場経験を持つDF橋岡大樹(23)も先発出場していた。
しかし林大地はウォームアップ中にフィジカル面で問題を抱えたことにより急きょ欠場。『Het Belang van Limburg』の報道によると、同選手はクラブドクターから急性腰痛症と診断されているが、離脱期間などについては明らかになっていないという。
林大地は先月14日のジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)第4節・アンデルレヒト戦で負傷退場。左足首の靭帯損傷により数週間の離脱が見込まれていたが、わずか2週間で復帰。復帰初戦の第6節・KVメヘレン戦でアシストをあげると、その後もリーグ戦2試合に出場。しかし再び足首に痛みを抱えて今月17日の第9節・SVズルテ・ワレヘム戦では出番がなかった。
また同選手は今年3月、ヴィッセル神戸所属FW大迫勇也(32)の負傷もあり、カタールW杯アジア最終予選の日本代表メンバーに選出。しかし6月のキリンチャレンジカップ・キリンカップサッカー2022で招集されず、今月ドイツ開催のキリンチャレンジカップでもメンバー外となっている。
カタールW杯出場にむけて所属クラブでのアピールが必要であるものの、林大地は開幕2カ月前にしてコンディション不良に悩まされている。