チャナティップ・ソングラシン 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ・川崎フロンターレ所属のMFチャナティップ・ソングラシン(28)が、タイ代表の試合で負傷退場。来月1日に控える北海道コンサドーレ札幌との古巣対戦を欠場することが濃厚であるほか、本人が謝罪した。22日、タイ紙『タイラット』が伝えている。

 チャナティップは今季ここまでコンディション不良に悩まされたこともあり、J1リーグで14試合の先発出場にとどまっている。ただ今月下旬にタイ国内で行われるキングスカップのタイ代表に選出。北海道コンサドーレ札幌所属のMFスパチョク・サラチャット(24)や元横浜F・マリノス所属選手のDFティーラトン・ブンマタン(32)らとともに、タイサッカー協会主催のキングスカップに臨んだ。

 しかし今月22日のマレーシア戦で先発出場した際、負傷により前半14分で途中交代。同選手は試合後、現地メディアのインタビューで「鼠径部を怪我したよ。この後の検査でどれくらい酷い怪我なのか確かめるけど、絶対に重傷だろうね」

 「怪我を抱えながらプレーしていたのが申し訳ない。とても自分勝手だと思っているし、チームメイトや監督、サッカー協会、それにファンに謝らないといけない」と反省の弁を述べている。

 川崎フロンターレは代表ウィーク終了後の来月1日、明治安田生命J1リーグ第31節で北海道コンサドーレ札幌と対戦する。ただチャナティップは代表戦での負傷により、川崎フロンターレ所属選手としての札幌厚別公園競技場でのプレーは次回以降に持ち越しとなりそうだ。