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セルティック所属の日本代表FW古橋亨梧(27)は、ヴィッセル神戸在籍時に元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(38)や2019年現役引退のダビド・ビジャ(40)とともにプレー。FIFAワールドカップ・カタール大会での活躍が期待される中、ひとりのストライカーとしてビジャから学んだことを語った。22日、セルティックの専門サイト『67 Hail Hail』が伝えている。
古橋亨梧は2018年夏にFC岐阜からヴィッセル神戸へ完全移籍すると、2019シーズンから前線でレギュラーに定着。イニエスタやビジャらとともに主力選手として2019シーズンの天皇杯優勝に大きく貢献していた。
また昨年7月にはヴィッセル神戸からセルティックへ完全移籍。海外挑戦1年目にいきなり2桁ゴールをマークすると、今季もここまでリーグ戦全7試合に先発出場して6ゴールをマーク。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージでもプレーするなど、活躍の場を広げている。
そんな古橋亨梧は現地メディアのインタビューに対応。ビジャとプレーで得られたものを聞かれると「毎日ビジャのプレーを見て、シュートパターンやポジショニングなど(彼の技術)を盗んでいましたね。詳しいことは話せませんけど、(ビジャのプレーを)間近で見ることができましたし、彼から多くのことを学びました」とコメント。
「彼のゴールパターンは非常に多彩ですし、本当にうまいんです。彼のゴールを見ていると、自分なりに何かやっているのかなと思いますね。彼は身長があまり高くないんですけど、ポジショニングがすごくよかったですね。勉強になりましたし、今も彼のプレーを見て勉強しています」とビジャのプレーや取り組みを分析している。
くわえて古橋亨梧は「スコットランドのリーグ戦で相手が捕まえられないようなポジショニングや、相手の嫌がるポジショニングからいかに得点に絡むかなどを研究していますね」とビジャのポジショニングを参考にしていることを告白。さらなるレベルアップにむけて貪欲な姿勢を覗かせた。
なお『67 Hail Hail』は同選手のコメントをうけて「古橋亨梧の持ち味のひとつは、判断能力の早さや素早い動きであり、ビジャとのプレーでそのヒントを得たというのは興味深い」
「スコティッシュ・プレミアシップのディフェンダーは、古橋亨梧にフィジカル面では勝っているかもしれない。だが、彼の知性はつねに光り輝いている」と古橋亨梧を称えている。