イニゴ・マルティネス 写真:Getty Images

 バルセロナが、アスレティック・ビルバオに所属するスペイン代表DFイニゴ・マルティネス(31)の獲得に興味を示しているようだ。スペイン『ムンド・デポルティーボ』が伝えた。

 レアル・ソシエダでプロキャリアをスタートさせたイニゴ・マルティネスは、2018年1月にビルバオに加入。センターバックとしてはパワー不足が指摘されているものの、足ともの技術の高さとビルドアップ能力を武器に今季は負傷の影響で出遅れたが、ここまでラ・リーガ2試合に出場している。

 そんなイニゴ・マルティネスとビルバオの現行契約は来夏までとなっており、バルセロナがフリーでの獲得を視野に入れているという。シャビ・エルナンデス監督が気に入っていることから今夏も獲得を検討していたというバルセロナは、選手側の代理人は来夏のフリー移籍に向けて原則的に合意に至っているという。

 また、バルセロナにはフランス代表DFジュール・クンデやデンマーク代表DFアンドレス・クリステンセンの今夏加入組に加えて、ウルグアイ代表DFロナルド・アラウホ、元スペイン代表DFジェラール・ピケが在籍。だが、左利きのCBがいないことや、ピケが来夏に退団することが濃厚であることも、スペイン代表DFの獲得を目指す理由のようだ。