2位:天候(カミナリやゲリラ豪雨)
最近の天候は本当に読めません。さっきまで雲1つなかったのに釣りに夢中で、気が付けば空は真っ暗で、前が見えないほどの雨になっていた、なんてこともよくあります。怖いのは雷雨です。海釣り公園ならば避難できますが、その他の釣り場には都合よく雨を避けられる場所などありません。そこで、近くの大きな木の下にうっかり避難してしまうのは、非常に危険です。竿もカーボンならば、さらに危険度が増します。
川では増水に注意
その他にも川なら増水にも注意が必要です。水門が開いたりすると、小さな河川でも急激に水位が増して、流れが速くなります。これを防ぐには、スマホなどで天気の情報を細かくチェックし、落雷などの危険がある場合は、どんなに釣れていても釣りを中止しましょう。早めの対応がポイントです。
3位:虫(今年も大発生のスズメバチやサシガメなど)
毎年の事ながら、この季節は虫に悩まされます。蚊はもちろん、マダニ、スズメバチ、ブヨ、サシガメ……。防波堤にも、空からトンビ、海からは、ウミケムシやエイなどの生物に注意が必要です。全部危険度MAXです。その他にも、川辺にはヒルやヘビなども待ち構えています。
大人は知識もあるので、危なそうな虫には触れませんが、子供は好奇心からこのヤバイ虫や生き物に触れてしまうことがあります。釣りは長袖長ズボン、蚊取り線香にハッカやゼラニウムを使った虫除けを用意しておきましょう。また、見知らぬ生物が釣れたらそっとハリを外し、優しく逃がしてあげましょう。
4位:体調(釣りの後体調を崩しやすい)
釣りは家に帰るまでが魚釣りです。魚が釣れると、ついつい頑張ってしまうのが釣り人ではないでしょうか?すると次の日に体調を崩して、悪いまま仕事や学校に行く。特に季節のかわり目は、肉体的にも精神的にも疲れが残りやすいです。そして、より悪くしてしまう。これではまた釣りに行こうとは思えなくなってしまいますよね。やはり、無理はいけません。
釣りは季節ごとに釣れる魚がいるのだから、また来ればいいのです。そうは言っても、サビキやシロギス釣りなど、引きもよく数も釣れるとなかなか止められませんよね?そんな時は、この後のことを少し考えてみましょう。とかく入れ食いになると、アドレナリンMAXで釣りまくってしまうのが釣り人です。が、疲れて帰って食べ切れるのか……?調理しきれるのか……?冷静になってみましょう。
「次回も楽しく釣るために、余力を残す」、そんな考えも必要です。