40cm超え本命真鯛手中
先にサオを出していた藤本さん、サオが綺麗な弧を描いています。まさか……噂の!?と海面から浮かぶ魚が待ち遠しかったです。ゆっくりと姿を現したのは、ピンクの真鯛です♪逸る気持ちを抑えつつ、先打ちまきエサをしっかり打ち、私も仕掛けを投入です。

サオ2本くらいのタナでしょうか、ラインが気持ちよく弾け飛びました。引きを楽しみながら、魚を少しずつ寄せていきます。ウキが見えて、いよいよ魚の登場です。やった!少し顎がしゃくれた感じの面白い顔をした40cmオーバーの真鯛でした(笑)。

真鯛が連発
すぐに皆さん、アタリが続くかと思いましたが、予想外に沈黙の海に……。それでも、しばらくすると、潮が右流れに動きだしました。そのタイミングで、村上さんのサオがグーンとしなります。これは良型と一目でわかります。時間をかけて、ゆっくりと浮かします。村上さんがタモ入れをしたのは60cmの良型真鯛です。

このサイズに、皆さんは俄然やる気モードのチェンジ!!藤井さんも、村上さん同様に颯爽と綺麗な真鯛を釣り上げました。流れも速くなったので、みんなで要領よく観音釣りです。こんなに真鯛が続けて釣れるなんて驚きです。
このバクチバエは、カサゴも多い場所でした。兼元さんは絶えずアタリを捉えていました。小さなカサゴが多かったのでリリースも多かったですけどね!

真鯛グルメ堪能
港に戻ると、クーラーは普段は見られないようなピンク一色でした。満足いくオナガには出会えなかったけれど、綺麗な真鯛を手中にできて、みなさんは嬉しさいっぱいでした。

この日は民宿清水マリンに素泊まりでした。藤本さんが主体となり、新鮮な魚を捌きます。みんなで自炊をし、お寿司や海鮮丼を作りました。自分たちが釣り上げた魚を、感謝の気持ちを抱き、大切に食しました。




<藤本みどり/TSURINEWSライター>
喜福丸
出船場所:阿蘇港