サンバソウ&クロダイ登場
早速カラス貝のむき身をハリに刺し、重めのオモリで沈める。アタリはウキとハリスがなじんだころに出ることが多い。アタリは海面に出ていたウキのトップがゆっくりしもるか、グンと海中に引き込まれる。
良型クロダイが釣れたときもそんな感じで、ウキがわずかにしもったので大きくアワセを入れた。ゴンと大きな魚の抵抗が伝わりヒット。最初は軽快にリールが巻けたが、中ほどまで上がってくると首を振って抵抗する。強い引きにリールのスプールを緩めて対応すると、勢いよく逆回転する。クロダイ釣りの心地いい瞬間だ。
![イカダからのサンバソウ釣りで25cm頭に6匹 カラス貝エサにヒット](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/09/20220909cb0802.jpg)
3度ラインの出し入れを繰り返したが、やがて海面に浮かせることができた。計測すると44cmの良型クロダイだった。
大満足の結果に
気を良くして釣りを続けるが、そういえば朝イチに釣れていたサンバソウが昼ごろにはパタっとアタリもなくなった。敦賀のサンバソウは暑さを強く感じる夏に釣れる。季節はまだまだ夏だが、海の中は秋に向けて進んでいるのか。季節の移り変わりを感じる。敦賀湾の秋はクロダイが釣れるが、その前触れのような魚種の変化だった。
![イカダからのサンバソウ釣りで25cm頭に6匹 カラス貝エサにヒット](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/09/20220909cb0804.jpg)
結果はクロダイ2匹とサンバソウ25cm6匹、シマイサキ4匹となり、大満足の釣行だった。
![](http://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/04/wpecIMG_1457.jpg)
初めての「イカダ・カセ釣り」 【種類・選び方・事前準備・持ち物】
![](http://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/05/wpecIMG_3738.jpg)
初めての「イカダ・カセ釣り」 【前日準備・当日の流れを徹底解説】
<週刊つりニュース中部版APC・日比野昭光/TSURINEWS編>
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あけぼの渡船
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この記事は『週刊つりニュース中部版』2022年9月9日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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