風のないステージ前へ移動

太陽光が差し込み始めた午前9時過ぎ。風はおさまらず相かわらず釣りにくい状況が続く。風を切るように半身に構えてスタンスを取り、瀬の釣りに切りかえると、やる気十分な真っ黄色な若アユが時折混じった。

ほぼ風のない通称「ステージ前」へ移動すると、このポイントはやはりパラダイスだ。17cmサイズの若アユが果敢に追いを見せ次々にヒット、爽快なアタリを見せてくれた。

都市近郊の河川でアユトモ釣り 21cm頭に良型アユ快引16匹追い気十分のアユ(提供:TSURINEWSライター森雨魚)

下流の岩盤瀬で連発!

風の影響を受けにくい下流の岩盤瀬のポイントを釣友に譲ると20cmサイズを連発し始めた。見ていてもこちらまで楽しくなってくる。飛びつくようにヒットするアユは、岩盤瀬を一気に下る。とにかくスリリングだ。

腰に刺したタモを構え、「スパッ!」と、タモに収まった瞬間に新たな釣りがスタートする。正しく「循環」と「リズム」の一体感を感じ取らせてくれる瞬間だった。スキル・アップした彼の姿を見ると嬉しくなってきた。

都市近郊の河川でアユトモ釣り 21cm頭に良型アユ快引16匹釣友も20cmサイズに満足の笑顔(提供:TSURINEWSライター森雨魚)

午後も少し釣って計16匹

午前中は、睡眠不足と運動量の多さにさすがに疲れが出始めた。明日は、2人ともに仕事があるため、昼食を済ませたのちは約1時間程度、やる気アユを狙って流れのあるポイントを探って見ることにした。

しかし、思ったポイントでは、アユは先釣者に抜かれており、パラパラと5匹を追加して納竿とすることにした。釣果は、釣友は23匹、私はキープサイズ16匹となり後ろ髪を引かれる思いで帰路をたどることとなった。

都市近郊の河川でアユトモ釣り 21cm頭に良型アユ快引16匹午前中の釣果の一部(提供:TSURINEWSライター森雨魚)

この一庫大路次川2番アユとなる若アユが最盛期。今後も17~21cmサイズの若アユが釣り人を楽しませてくれることだろう。

また、もう一度訪れたい「癒される・アユ釣りフィールド」となった。

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<森雨魚/TSURINEWSライター>

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猪名川漁協
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