高知・柏島はどんな場所?

高知県にある柏島(かしわじま)は、四国西南地域のなかでも西南端に位置する大月町に属しています。
四国の中で東京から最も遠いと言われている大月町は、飛行機や電車、バスなどの交通機関を乗り継いで5時間ほどで到着します。
決して”気軽に行ける”とは言えない場所かもしれませんが、都会の喧噪を忘れて自然の美しさを体感できる魅力的なエリアです。
今回は、田舎旅を提案するcazualが運営のInstagramアカウント「都市脱出計画」より、定番から穴場まで柏島のおすすめ観光スポットをピックアップしてみました。
沖縄にも引けを取らない青い海

柏島の海は、日本全国のダイバーが集まるほど美しく透明感があり、世界でも有数のダイビングスポットとして知られています。
海の透明度が高すぎるあまり、SNSで「船が宙に浮いているように見える」と話題になりました。
柏島の中でもとくに後の浜 (うしろのはま)は、ダイビングを思う存分楽しめるでしょう。
なお、遊泳可能エリアの海岸でのダイビング・遊泳は可能ですが、海水の流れが急であったり船の航路となっていたりする場所があるので要注意。
また、柏島には2本の橋がかかっていますが、橋からの飛び込みは安全を考慮して禁止されているため、絶対に飛び込まないようにしてくださいね。
柏島でマリンアクティビティを楽しむ際は、必ずルールとマナーを守って楽しみましょう。
■アクセス
土佐くろしお鉄道「宿毛駅」より車で約1時間
海の上から楽しむ「クリアカヌー」

画像出典:NPO法人黒潮実感センター
柏島では、ダイビングのほかにも底が透明な「クリアカヌー」に乗って海中を観察できます。
透明素材で作られたクリアカヌーでエメラルドグリーンの海をじっくり観察。
小学生も参加できるため、家族旅行にもおすすめのアクティビティです。
アクティビティ中は海洋生物学者がレクチャーしてくれるので、カヌーに乗りながら、水中のサンゴや魚についてより近くで見て・知ることができますよ。
■アクセス
土佐くろしお鉄道「宿毛駅」より車で約40分
柏島を一望できる展望台「大堂山展望台」

360°パノラマビューが楽しめる大月町屈指の展望スポット「大堂山展望台」は、柏島と大堂海岸を見渡せる展望台。
大堂山は標高が高いため、柏島の自然を一望するにはぴったりの展望台です。
どこまでも続く海岸線や、白い岩肌が特徴的な大堂海岸、離島など魅力的な景色が楽しめます。
遊歩道が整備されているので、美しい景色を眺めながら散策を楽しんでください。
なお、大堂山には野生の猿が生息しており、大堂山展望台のふもとには野生猿を餌付けしている「大堂お猿公園」があります。
大堂お猿公園にいる猿は人馴れしていることが多く、エサをねだられることもめずらしくありません。
■アクセス
土佐くろしお鉄道「宿毛駅」より車で約40分
大堂海岸の絶壁に聳え立つ観音菩薩のような大岩「観音岩」

柏島には、大堂海岸の岩々に聳え立つ高さ約30mほどの花崗岩「観音岩」があります。
その姿が観音菩薩に似ていることから「観音岩」と呼ばれる岩です。
荒々しい岩肌の中にそびえ立つ姿は、容易に近づけないほど神聖な雰囲気を醸し出しています。
クルーズ体験に参加すれば、観音岩を海上から見上げられます!
■アクセス
土佐くろしお鉄道「宿毛駅」より車で約50分
世界的な彫刻家の作品の名を冠した「雲ヶ辻公園」

画像出典:Otsuki Tourism Association Website
柏島北東の安満地(あまじ)地区にある「雲ヶ辻公園(くもがつじこうえん)」。
雲ヶ辻公園には、彫刻家として著名な流 政之氏が手がけた作品「雲が辻」が鎮座しています。
ちなみに「雲が辻」は、学徒出陣した戦没者への鎮魂の願いを込めて制作されたもの。
柏島を遠くに眺められるロケーションも相まって、開放的な雰囲気が流れている公園です。
晴れた日には、九州の山並みも眺められます。
■アクセス
土佐くろしお鉄道「宿毛駅」より車で約50分
インスタマガジン「都市脱出計画」では日本のローカルに触れる旅情報を発信中

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提供元・cazual
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