「ミズノ(MIZUNO)」は9月15日、原材料調達から製造、そして使用後廃棄に至るまでの商品ライフサイクルから排出されるCO2をオフセット(埋め合わせ)するランニングシューズ「ウエーブ ネオ コレクション(WAVE NEO COLLECTION) 」を発売した。今回発売されたシューズは、原材料にリサイクルポリエステルや植物由来材料など、環境に配慮した素材を使用することでCO2排出量を抑制。また、材料を無染色のまま使用することで水資源の保全や環境負荷の低減にも努めている。そのため、白を基調にしつつブルーがアクセントとなったデザインになっている。環境への負担を低減することを重視しつつも、フルマラソンにも使用可能なパフォーマンスランニングシューズ機能を併せ持つアイテムだ。

さらに、商品ライフサイクルにおいて排出されるCO2を吸収することを目的に、米国森林基金(National Forest Foundation)と協力し、ジョージア州で約10万本のロングパインツリー植林を2022年1月から2月に実施した。今後、大気中のCO2を吸収し続け、今期全世界で販売される「ウエーブ ネオ コレクション」の商品ライフサイクルにおけるCO2排出量を植林のCO2吸収量で埋め合わせることで、「ミズノ」史上初のCO2をオフセットする商品となる。

「ウエーブ ネオ コレクション」は、「ミズノ」が掲げる「2050年カーボンニュートラルの実現」に向け、「環境負荷を提言しつつも、パフォーマンスブランドとして高機能なランニングシューズを世に送り出したい」という想いから生み出された。コレクションは「WAVE NEO WIND」と「WAVE NEO ULTRA」の2足が企画・開発され、それぞれランニング時の推進力や柔らかさを感じる走り心地を求めるランニング初心者から中・上級までをターゲットにしている。価格は「WAVE NEO WIND」が2万2000円、「WAVE NEO ULTRA」が2万4200円。ミズノ公式オンラインストア、ミズノ直営店、全国のミズノ品取扱店にて販売される。

文・伴野由佳/提供元・SEVENTIE TWO

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