AI(人工知能)は今や、私たちの生活やビジネスシーンに浸透しつつある技術です。日々進化を続けるAIは、ビジネスの場でも活発に利用されてきています。

さまざまな産業領域においてAIが新たなサービスを作り出し、生産性の向上に貢献することが期待されていることから、近年の株式市場においてAIの銘柄は注目を集めています。

そこで本記事では、AIの銘柄とは何か、AI関連の銘柄が注目される理由、注目されているAI関連銘柄についても合わせてご紹介します。

目次
AIの銘柄とは?
AI関連の銘柄が注目される理由

AIの銘柄とは?

AIの銘柄の概要については「AI」と「銘柄」を切り分けると分かり易いです。

『人工知能(AI)』とは、人間が持つ知能をコンピュータを用いて人工的に再現したものです。与えられた経験から学び、新たな情報に順応することで、人間のようにタスクを実行します。

「Artificial Intelligence」の頭文字からAIと呼ばれており、Artificialは日本語で人工的、Intelligenceは知能や知性などと訳されます。

『銘柄』とは、取引する株式の名称、取引物件の品目のことです。 株式や社債、投資信託など有価証券の名称を銘柄といいます。

そしてAIの銘柄とは、AIの開発を行っている企業やAIを活用したサービスを展開している企業などのことです。

AI関連の銘柄が注目される理由

では、なぜAI関連の銘柄が注目されているのでしょうか。

人工知能(AI)関連銘柄は、IPO投資において最強テーマ株であり、2022年もIPO初値が公募価格を大きく上回る銘柄が相次いでいます。IPOとは、「Initial Public Offering」の略語で、「新規公開株」や「新規上場株式」のことです。

そしてAI関連の銘柄の特徴は、当たり外れの多い「ハイリスク・ハイリターン」であることです。

2021年に最も買われた人工知能(AI)関連銘柄の【2158】FRONTEOは、2021年1月から11月までに最大8.58倍(595円→5,300円)の急騰となりましたが、その後は暴落しており、2022年8月22日時点では830円まで落としています。

このように、AI関連の銘柄は大きなリスクがあるものの、その分の大きなリターンが見込める期待があり、IPO投資において注目を集める最強テーマ株といえます。