Chapter
「9ff」を生み出したドイツの「モータリゼーション」
【動画】9ffとR35GT-Rがドラッグレースで対決!結果は…!?

「9ff」を生み出したドイツの「モータリゼーション」

ドイツはモータリゼーションの発達にとって非常に重要な歴史ある国。アウトバーンの整備もそのポイントとして挙げられますね。

私達日本人の発想だと、「時速400キロを目指す」というのは少々非現実な世界です。それよりも地政学的にも、「細かい路地を走る為に、小型で性能の良い、また効率の良いクルマの開発」を目指す方が重要な歴史があったといえます。

結果として、日本独自の「軽自動車」というカテゴリや、「ハイブリッド技術」といった独自性あるものが生まれたのではないでしょうか。

他方で、欧州に広大な道路網を国策で敷き詰めたドイツは、モータリゼーション黎明期より、「高速巡航性能」というものが開発の重要ポイントとしてあったと言えます。こうした9ffのような「400キロを目標とする」チューニングブランドをとってみても、荒唐無稽に思ってしまいがちですが、前述のような歴史があってのコンセプトでもあり、モータリゼーションの、クルマ文化の奥深さというものを感じるのではないでしょうか。

近い将来、時速500キロを達成する「公道仕様」を作るのはこの「9ff」かもしれませんね…。

【動画】9ffとR35GT-Rがドラッグレースで対決!結果は…!?

提供元・CarMe

【関連記事】
車用キズ消しおすすめ12選!車のキズを消そう【2020年版】
【2020年版】お金がなくても乗りやすい国産スポーツカーおすすめ10選!平均中古価格も掲載!
ポルシェに認められたネクセンタイヤ…オールシーズンタイヤ”エヌブルー4シーズン”を飯田裕子氏が徹底解説
119.9万円から...大人気SUVのトヨタランドクルーザープラドの中古購入をおすすめする理由と評価
「燃料残量警告灯(ガソリンランプ)」が点滅しても、あと50kmは走行できるって本当?