延べの陽性者数で東京の重症者数はどれくらい違うか

まず第7波のスタートを6/20とすると昨日までの新規陽性者数は88374人です。

第6波は年末にオミクロンが出てきて年末年始の家族団らんで広がり、ちょうど正月から始まりました。

88374人に累計がなったのはだいたい1/24あたりです。

同じ累計の陽性者数で比較して

第7波 重症 10人
第6波 重症 12人です。

第7波は6波と比較してどれくらいの脅威なのか
(画像=『アゴラ 言論プラットフォーム』より引用)

この時点では第7波の重症化率は20%程度しか減っていませんよね。

なんだ、かわらないじゃないか!!と思うかもしれまませんが第6波の場合、そこから1週間で

第7波は6波と比較してどれくらいの脅威なのか
(画像=『アゴラ 言論プラットフォーム』より引用)

このように重症は倍増しました。つまり、第7波が第6波よりも重症化率が低いかどうかは

これからの1週間で判断がつく

ということになります。

で、そもそも第6波って致死率はどうだったん?

こちらは死者のグラフで

第7波は6波と比較してどれくらいの脅威なのか
(画像=『アゴラ 言論プラットフォーム』より引用)

※ちなみにわたしは第2波などなかった。あれは単に「37度以上が4日ないと検査しないから無症状でも検査する」に変わり、第1波の残滓がでただけという風に考えています。何度もブログに書いてますよね。

こちらは陽性者数

第7波は6波と比較してどれくらいの脅威なのか
(画像=『アゴラ 言論プラットフォーム』より引用)

感染者数の山と死者数の山を対比して見てください。

いままで何度も書いてきましたが、コロナは日本においては第4波まではファクターXに守られて、「致死率は高いが感染しづらく死亡率(人口あたりの死者数)は低い」病気でした。めったに掛からないけど掛かったら致死率が高い、まあエボラみたいな感じ?
それが第5波でファクターXがなくなりましたがすれすれで高齢者のワクチンが間に合ったために、「致死率が高くて死亡率はまあまあ」になりました。

第7波は6波と比較してどれくらいの脅威なのか
(画像=『アゴラ 言論プラットフォーム』より引用)

デルタとその前のアルファはたいして致死率は変わっていませんでした。

第6波のオミクロンでは完全にファクターXは消滅して東京都だけで100万人以上が陽性と診断されました。検査してない人や無症状の人を考えると大半が罹患済みということになり、どえらく広く感染したため、致死率は低いが見かけ上の死者数は多くなりました(感染が大きく広がったので直接死がコロナでないものもたくさん含まれた)。さらに余命短い高齢者が最後の一押しで亡くなるケースも多かった模様です。

感染者数がそのまえのデルタと比較してもハンパなく多いのに、死者数は同じくらいです。

で、

第7波は6波と比較してどれくらいの脅威なのか
(画像=『アゴラ 言論プラットフォーム』より引用)

オミクロンの致死率は

ワクチン3回打った50代以下0% 80代1.79%
ワクチン2回打った30代以下0% 40代0.01% 50代0.02% 60代0.22% 80代3.15%
※現状では高齢者はほとんど3回打ちました。
ワクチン未接種30代以下0% 40代0.09% 50代0.17% 60代0.63% 80代6.63%

と、明確にワクチン未接種者の致死率が高いのですが、それでも50代で600人に1人。好き好んで打たないのですからもう自由にしてあげてください。そのために経済止めるとかおかしいでしょう。
ワクチン3回打てば70代でも致死率0.63%、デルタは上記のように65歳以上の致死率4.5%ですから、致死率は1/7になりました。