mineoはau回線の使い放題プランをeSIMでも利用可能
mineo(マイネオ)のeSIMは、月定額で利用できる「マイピタ」と、速度を抑えながら使い放題になる「マイそく」の2つのプランが利用できます。
現状ではau回線を利用する「Aプラン」のみが契約可能で、2023年1月にはドコモ回線のDプランにも対応する予定ですが、ソフトバンク回線のSプランに関しては対応時期が未定となっています。
また、どのプランも「音声通話+データ通信」「データ通信+SMS」「データ通信のみ」のいずれでもeSIMで契約できるようになっているのが特徴です。
●mineo「eSIM」

まず、「マイピタ」の料金を紹介しましょう。月1GBで月額1,298円から利用でき、最大月20GB(月額2,178円)まで用意されています。他社よりは料金がやや高めですが、音声通話対応SIMでも契約可能となっているのがうれしいポイントですね。
■マイピタの料金
プラン(容量) | 月額料金(音声通話) | 月額料金(データ通信のみ) |
1GB | 1,298円 | 880円 |
5GB | 1,518円 | 1,265円 |
10GB | 1,958円 | 1,705円 |
20GB | 2,178円 | 1,925円 |
「マイピタ」は、1GB~20GBまでの4プランがあり、音声通話付きプランやデータ通信のみプランでもeSIMが契約できる(表はmineo公式サイトを元に筆者が作成)
mineoでは速度を低速に抑えることで使い放題になる「マイそく」プランも用意されています。プランは最大1.5Mbpsの「スタンダード」、最大3Mbpsの「プレミアム」、300Kbpsの「ライト」の3プランが選択できます。
ただし、月~金曜の12時台は最大32Kbosに制限されるほか、3日間で10GB以上利用すると速度制限される点には注意が必要です。この制約さえ納得できるなら、かなり安く利用できますね。
■マイそくの料金
プラン | 最大速度 | 月額料金 |
スタンダード | 1.5Mbps | 990円 |
プレミアム | 3Mbps | 2,200円 |
ライト | 300Kbps | 660円 |
※ 月曜~金曜の12時台は最大32kbpsに制限される
※ 混雑回避のため3日間で10GB以上で速度制限される
※ 24時間使い放題は330円/回
※音声通話、データ通信のみ、いずれも同料金
使い放題のマイそくは最大1.5Mbpsの「スタンダード」、最大3Mbpsの「プレミアム」、300Kbpsの「ライト」の3プランがある。ただし、利用制限がある点には注意したい(表はmineo公式サイトを元に筆者が作成)
ちなみに、300KbpsでもWebサイトの閲覧は可能ですが、少しストレスが溜るかもしれません。実用的なのはやはり1.5Gbps以上のプランでしょう。
なお、mineoのeSIMに関しては、こちらの記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。
日本通信は月額290円からeSIMを利用できる
日本通信では、ドコモ回線を利用した音声通話付きのプラン「合理的シンプル290プラン」「合理的みんなのプラン」「合理的20GBプラン」「合理的かけほプラン」でeSIMが利用可能です。

●日本通信「料金・プラン」
日本通信の「合理的シンプル290プラン」は格安SIMのなかでもトップクラスの低料金を実現しています。こちらの記事で具体的な加入方法などを紹介していますので、興味のある人は参考にしてください。
■合理的プランの料金
プラン(容量) | 月額料金(音声通話) | 無料通話 |
シンプル290プラン(1GB~100GB) | 290円(1GB追加ごとに220円を加算) | なし |
かけほプラン(3GB) | 2,728円 | かけほーだい |
みんなのプラン(6GB) | 1,390円 | 70分/月 |
20GBプラン(20GB) | 2,178円 | 70分/月 |
日本通信のeSIMが利用できるのは4つの音声通話対応プラン。データ容量だけでなく無料通話分に違いがあるので注意しよう(画像は日本通信公式サイトより転載)
日本通信ではeSIM対応機種に注意が必要です。日本通信の公式サイトによると、iPhoneは13/12/11/XS/XRやiPhone SE(第2・3世代)に対応します。
また、AndroidスマホはEIDの先頭8桁が「89049032」「89033023」「89033024」「89043051」「89043052」などが対応しますが、eSIMの管理上ドコモ回線のeSIMとの併用はできないので注意しましょう。
●日本通信SIM「eSIMらくらく設定ガイト」