熊本県上天草市の釣り情報を発信し、良質な釣りマナーを啓発することのできる「上天草市公式釣り人」の募集が始まりました。地上自治体が釣り人を公認するとは?気になる詳細を紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWS編集部)
上天草市『公式釣り人』
熊本県上天草市(運営事務局:株式会社週刊つりニュース)は9月15日、熊本県上天草市の釣り情報を発信し、良質な釣りマナーを啓発することのできる「上天草市公式釣り人」の募集を開始しました。
情報発信にも関わる
「上天草市公式釣り人」は、上天草市初の『公式釣りガイドブック』の制作に携わるほか、ウェブマガジン『TSURINEWS』や、熊本エリアの釣り情報を発信する主要な各情報誌のライターとして採用される可能性があります。10月28日にはキックオフイベントとして、オンラインでの認定式が予定されています。
なぜ「公式釣り人」を募集するのか?
天草は海に囲まれた土地で、多くの釣り客が訪れており、競技系の釣りの全国大会も行われるなど「釣りのメッカ」として有名です。また、上天草市民にも趣味として釣りを行っている人は多く、アウトドアレジャーにおける「釣り」において、他地域にないポテンシャルを有している地域と言えます。
上天草市では、2020年から釣りを軸にしたブルーツーリズムの促進に力を入れています。昨年には、全国的にも珍しい「釣りに特化した地域おこし協力隊」を採用したほか、釣りライターの養成講座を開催するなど「釣り」を入り口にした地域振興に努めています。
「上天草市公式釣り人」は何をするのか?
「上天草市公式釣り人」の主な活動目的は、(1)「釣りの街」として上天草市のイメージを向上すること、(2)釣り人のルール・マナー問題を改善することの2点。
具体的な活動内容は、上天草市初の「公式釣りガイドブック」の企画会議に参加するほか、同時開催の「釣りライタートレーニング」にも参加することが可能です。併せて、日々の活動として、上天草市の釣り情報をSNSや釣りメディアにて発信したり、Facebookグループでの情報交換をしたりします。
「上天草市公式釣り人」を名乗っての情報発信が可能となるほか、オリジナルステッカーをもらうこともできます。