10月22日(土)にグランドオープンを迎えるヒルトン広島では、日本料理「泉水」の名のもとで展開される3つの和食エリアにそれぞれのアイデンティティ「懐石料理 洵(しゅん)」「鉄板焼 渾(こん)」「寿司 泔(かん)」を冠し、オープンした。

3つの美味を堪能できるレストランを紹介しよう。

ミシュラン2つ星の「京料理たか木」のシェフが監修

ヒルトン広島6階にある日本料理「泉水」は、ミシュラン2つ星に輝く兵庫県芦屋市の名店「京料理たか木」のオーナーシェフ、高木一雄(たかぎかずお)氏を監修に迎えた日本料理レストランだ。

高木氏のプロデュースのもと日本料理の真価を味わえると同時に、懐石、鉄板焼、寿司という3つの和食店の食事を堪能できる。

季節の美味を載せた懐石料理を楽しむ「懐石料理 洵」

「懐石料理 洵」ではことさらに奇をてらうことなく、鮪節(まぐろぶし)で丁寧に出汁を取り、広島のレモン酢などの地場食材を取り入れながら、ひと月毎にコース料理を仕立てていく。

さんずいに旬という字形も、季節感を大切にする懐石料理への想いが込められている。

備前や織部など全国各地から取り寄せた器に一品一品丁寧に作られた季節の美味を載せた懐石料理を、ランチとディナーで楽しめる。

和のエスプリと洋のテイストが融合する「鉄板焼 渾」

広島はもとより、国内外から取り寄せる食材が渾然一体となった「鉄板焼 渾」の料理は、フランス料理などで用いられるリビッシュソースをアクセントに加えたり、牡蠣醤油を用いるなど、和のエスプリと洋のテイストがバランスよく融合され、独自のアイデンティティを確立している。

全3つの鉄板カウンターと個室を完備しており、シェフとの会話を楽しみながら食事を味わう上質なひと時を過ごせる。

広島ならではの寿司を楽しむ「寿司 泔」

「泔」とはもともと“米のとぎ汁”を表す漢字。米(シャリ)と主として魚介(ネタ)から成るシンプルを極めた料理と言える寿司は、シンプルゆえの奥深さで人々を魅了する、と高木氏は考える。

米をとぐという行為は、寿司職人が細心の注意を払って行う最初の一歩であり、いわば寿司職人の原点とも言える。その原点を大切にする意味で、“泔”の文字を寿司を供する空間の名としたという。

魚貝の宝庫、瀬戸内のある広島ならではのシンプルで誠実な寿司を、石庭を望む空間で楽しめる。

日本料理「泉水」の営業時間はランチが11時30から14時30分 (L.O.14時)、ディナーは17時30分から22時 (L.O.21時)まで。

料金はランチ6,500円から、ディナー10,000円からとなっている。

「広島でのランチやディナーに日本料理」という時に、おすすめしたいレストランだ。

ヒルトン広島
所在地:広島県広島市東区若草町12-1

(MOCA.O)

※価格は税・サ込