「投稿者の身長」などファッション情報の豊富さがWEARの特徴

ZOZOのコーディネートアプリ「WEAR」ソーシャルコマース機能追加のねらいとは?
(画像=ブランドソリューションプロダクト戦略部 ディレクターの福岡明彦氏,『DCSオンライン』より 引用)

 WEAR最大の特徴は、ファッションに特化したSNSだからこそのファッション情報の豊富さだ。

 まず、「ワイドパンツ」「白シャツ」「結婚式」などカテゴリーやブランド・活用シーンなどのワードで検索ができる。さらに、「投稿者の身長」、実際のファッションアイテムを使った「着用コーディネート」「似たアイテムを使ったコーディネート」などの絞り込みも好評だという。

 「パンツなどの場合、投稿者の着こなしがすてきだと思っても自分が着用した際のサイズ感がわからず、購入に踏み切れないことも多いと思う。WEARでは自分の身長に近いユーザーの着用コーディネートを検索して参考にされるケースが多いので、着用時のサイズ感を判断できるという声も多くいただいている」(福岡氏)

 2021年にサステナビリティステートメント「ファッションでつなぐ、サステナブルな未来へ。」を掲げたZOZO。WEARのソーシャルコマース機能は、サステナビリティの視点で重要な二次流通の機会を創出する取り組みとして期待される。

 「人から人へ大切な1着をつなげていきたい。これが私たちの想い。WEARにソーシャルコマース機能が付加されたことで、コーディネート、人を軸にした新しい購買スタイルをより多くの人に体験いただき、もっとファッションを楽しんでもらいたい。そしてWEARを通じて、あなたに似合うファッションが見つかる世界を実現していきたい」(同)

提供元・DCSオンライン

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