埼玉県本庄市にある間瀬湖が絶好調だ!とくに舟釣りでは竿10尺浅ダナで44kg以上と大釣りを記録した人もいるほど。
(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース熊谷充)
間瀬湖の概況
長竿チョウチンでもよくウキが動くので、アンチ短竿ファンも多く通っている。さまざまな釣り方に応えてくれる、今もっとも熱い釣り場の一つではないだろうか。首都圏からも高速道路を使って至近なので、ぜひ出かけてみてほしい。
![今週の関東ヘラブナ推薦釣り場2022【埼玉県・間瀬湖】](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/09/20220909hr0206.jpg)
8月22日現在、水位は満水。水色は若干の濁り気味。よって浅ダナ有利の状態で21日にはタナ1本のトロ巻きセットで44kg以上の爆釣が記録されている。本来の透明度に戻らない限り、しばらくは浅ダナ有利の釣りが続くと思われる。
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なおチョウチンが釣れないわけではなく、深いタナ(21尺前後)であれば濁りに影響されにくいだろう。
ポイント
まだ暑い日が続いているので、太陽を背にできる第一・二石垣前など西向きのロープが人気。エサ打ちも多くされているので、特別な理由でもなければ西向きのロープに入ったほうが無難。
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舟路を挟んで東向きでも釣れるが、西向きと比べるとアタリ出しに時間がかかる。また正面に桟橋があるエリアだと、魚の奪い合いになる。そのため東向きに入るなら竹ヤブ前など、前に桟橋がないエリアがお勧めだ。
釣り方とエサ
この時期、舟釣りなら宙釣りオンリーと考えて差し支えない。問題はタナと釣り方だ。
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IQが高めのエサ慣れした魚と勝負するなら、9~13尺竿の浅ダナ両ダンゴまたはトロ巻きセットがいいだろう。ウキ下は1本前後から始めて、その後は魚の状態次第でカッツケ~2本以内で探りを入れる。ウキは小さめがいい。エサの落下速度が速いと、おそらく興味を示さない。
もっと簡単に釣りたい人はチョウチンがいいだろう。ただし、魚の上ずりには注意。とくに竿10尺前後のチョウチンだと上がりたがる魚が多いので難易度が高い。であればさらに深い所にいる魚を狙ったほうが釣りはやさしい。竿18尺以上なら、上の魚とは別の領域になるので釣るのはさほど難しくない。ただしそのタナに魚がいない日もあるので、アタリがないのなら小まめに竿の長さを替えてみよう。
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土日釣行(混雑時)なら黙って長竿(竿18尺以上)を出してチョウチンのトロ巻きセット、またはウドンセットで始めてみよう。モーニングサービズの時間帯なら両ダンゴでアタらせることはできても、その後はおそらくシラーとしてしまうだろう。こうなるとセット釣りのほうが強いので、であれば朝イチからセットで打ったほうが無駄な時間を作らずに済む。
雨天時(曇天)などのローライトの日なら、終日浅ダナでもアタリは出やすい。傾向として朝イチのモーニングサービスを除けば、晴天微風ならタナは深めで雨天時などは浅めと考えておけば失敗は少ないはずだ。
<週刊へらニュース熊谷充/TSURINEWS編>
間瀬湖
舟代:¥2800(入釣料含む)
問い合わせ:田中園 TEL=0495(72)2369