和歌山県屈指の温泉リゾート地、南紀白浜温泉にある「とれとれ市場南紀白浜」。なんと15,000坪の敷地面積を誇る、日本最大級の海鮮市場です。地元、堅田漁業組合直営の市場なので、安心・安全な新鮮魚が集まります。とれとれ市場には魚だけでなく、和歌山の特産品・名産品がたくさん。1日中楽しめる、とれとれ市場南紀白浜について詳しくご紹介します。
目次
1.新鮮な魚介類がリーズナブルな値段で
2.とれとれ市場名物「マグロの解体ショー」は必見!
3.干物や珍味もたくさん!
4.とれとれ市場横丁で海鮮丼を味わおう!
5.家族旅行なら海鮮バーベキューがおすすめ!
6.お土産物の宝庫!くろしお名店街
7.南紀白浜温泉の湯を満喫できる!とれとれの湯
8.とれとれの湯の岩盤浴でデトックス&リラックス
1.新鮮な魚介類がリーズナブルな値段で

とれとれ市場に一歩足を踏み入れて、まず驚かされるのは、その広さと活気。売り場スタッフたちの威勢良いかけ声や、市場内に絶え間なく流れている『とれとれ音頭』を聴いているうちに、自然と楽しい気分になってきます!

鮮魚コーナーの奥にある、まるで水族館のような円形巨大観賞用水槽「とれとれアクアリウム」は人気の記念撮影スポットです。市場内には多くのいけすがあり、ぴちぴちの新鮮魚を無料でお刺身にしてくれるといううれしいサービスつき!マグロを中心に、さまざまな魚や貝類が並ぶ品ぞろえの多さも魅力ですが、何よりうれしいのはそのリーズナブルな価格設定です。とれとれ市場でしか味わえない新鮮な魚が、驚きの価格でいただけます。

近年めったに口にできないクジラの肉も、とれとれ市場なら入手可能。調査捕鯨のために捕獲したクジラを切り売りしていて、赤身の他、ベーコンやコロ、尾の身、鹿の子など、稀少な部位もあり、お土産にもおすすめです。特に昭和生まれの人たちには、クジラは懐かしい味として喜ばれるでしょう。
2.とれとれ市場名物「マグロの解体ショー」は必見!

とれとれ市場を訪れたら必ず見ておきたいマグロの解体ショー。1日1~2回開催されるのですが、ショーの時間になるとステージ前には多くの人が集まり、解体前のマグロと一緒に記念撮影する人も!お客さんの要望に応じてマグロの向きを変えてくれるなど、サービス満点です。大きなメバチマグロ1頭丸ごとを使い、各部位の説明をしながら鮮やかな手さばきで解体していく技は、まさに職人技です。
解体ショーの時間は決まっていませんが、平日なら11時~14時の間が目安。開催直前には館内アナウンスがあるので、注意して聞いておきましょう。

まずは大きな尾と頭の部分を切り落とし、その場でお得な価格で売っていきます。特にコラーゲンたっぷりの目玉部分と、おいしい頬肉がついた頭の部分は大人気ですぐに買い手が。購入するとすぐに、氷たっぷりのケースに入れてくれるので鮮度保持もばっちりです!

お子さまや高齢の方まで、幅広く人気の部位と言えばやっぱり赤身。大きな包丁でマグロが縦に切られ、赤身が見えた時にはギャラリーから「おお!」という感嘆の声があがります。赤身はとってもきれいな色で、まるでアート作品のよう。時間をおくと赤みが増していくのだそうです。

赤身やトロも続々とさばかれ、パック売りに。解体ショーには試食コーナーもあるので、とれとれ市場自慢のマグロをぜひ味見してみましょう。要望を伝えれば、1人用のお刺身も切り分けてくれます。とれとれ市場のフードコート内では、ごはんやみそ汁も購入可能。それだけでもう、新鮮なマグロ定食の完成です!

刺身以外にもおすすめの食べ方、それはメディアでも紹介されたことのある「マグロの生ハム」です。マグロを燻製にしたもので、ベビーリーフやレモンを添えて薄切りでいただくのがおすすめ。カルパッチョドレッシングをかけると、ワインに合うオードブルに大変身。