BEVの先陣「アベンジャー」

ジープとしてのBEV化は、ヨーロッパ市場で最初に投入される。既にフランスとドイツの製品カタログにはハイブリッド・モデルしか販売されず。さらに、今年の年末までにヨーロッパのほぼ全ての市場で、ジープのSUVに電動化モデルがラインアップされる。

ジープが電動化計画を発表 2030年までに米の新車販売の50%をBEVに
(画像=アベンジャー、『AUTO PROVE』より引用)

そして2023年にヨーロッパ市場向けのBEVモデルで、コンパクト・クラスの「アベンジャー」の発売を開始する予定になっている。

ジープ・ブランドは2025年末までにヨーロッパで4モデルのBEVを販売開始する計画で、これを皮切りとして製品の刷新が進められ、2030年にはヨーロッパで販売されるジープは全てBEVになる予定なのだ。

ジープが電動化計画を発表 2030年までに米の新車販売の50%をBEVに
(画像=『AUTO PROVE』より引用)

新型「アベンジャー」はヨーロッパの各市場に加え、日本や韓国での販売も予定されている。「アベンジャー」は「レネゲード」より小型のセグメントに位置づけられ、ポーランドのティヒ工場で生産される。

「アベンジャー」の最大航続距離は400km。この最新のSUVはクラス最高の最低地上高とブレークオーバー・アングル、アプローチ・アングルを備え、モダンなインテリアに最先端のテクノロジーを満載し、コンパクトでありながら広々とした室内空間を実現している。

ジープが電動化計画を発表 2030年までに米の新車販売の50%をBEVに
(画像=『AUTO PROVE』より引用)

この新型「アベンジャー」は10月17日に開幕するパリモーターショーのプレスデー初日にワールドプレミアされる。そして同日から予約注文の受け付けがスタート。その後、2023年の初めにはショールームに展示される計画だ。

提供・AUTO PROVE

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