仕事で「大きなミス」をしたことはありませんか?
今回はそんな仕事でミスをしたエピソードについてMONEY TIMES編集部が取材しました。

お得意様からの注文が届いてない

お客様からの発注を自社の受注システムに入力し、商品の出荷手配をする仕事をしています。

とあるお客様から発注した商品が届かないと連絡がきました。確認すると、確かに該当商品を出荷した履歴がありませんでした。というのも、お客様が言っている発注メールが私に届いていないのです。発注がきていないのだから商品が届かないのは当然です。

ですが、お客様は確実に発注したと言っています。確かにほぼ毎日発注があるお得意様なのに、ここ3、4日は発注がきていないな、とは思っていました。

そこで、まさかと思い迷惑メールフォルダを開いてみたところ、そのお客様からの発注メールが大量に届いていました。

130万円分の注文が迷惑メールに

それを見た瞬間嫌な汗が吹き出しました。前の週にPCのシステムアップデートがあり、その影響でそのお客様からのメールが自動で迷惑メールフォルダに移動するようになってしまったようです。未処理の発注は合計すると約130万円分ほどありました。

お客様にはすぐに事情を説明して謝罪しました。事態が分かってから出荷できた商品が多少はありましたが、ほとんどの発注はお客様の希望納期に間に合わないため、キャンセルになってしまいました。

直接的には私のせいではなかったのでお客様は許してくださったのですが、お得意様からの発注が数日間こなかった時点で、こちらから確認の連絡を差し上げるべきでした。

仕事に慣れてきても細かい部分の確認を怠ってはいけない、と改めて認識しました。

(30代・女性)
今回は、仕事でミスをしたエピソードについてまとめました。

文・MONEY TIMES編集部