東からの風でサイズアップ

潮が引いてくると、朝からいた釣り人が少しずつ減り始めた。私としては、順調に釣れるので、左右の近くに人がいないのはありがたい。横に空きができたので、前後だけではなく左右にもキャストしてみると、左右の沖はフレッシュなのか5色半から4色半の間で頻繁にアタリが出るようになり、7連、8連が多くなってきた。

三重・津市でのキス投げ釣りで20cm頭に104匹 風吹くと大型チャンス?12本バリ仕掛けで7連(提供:週刊つりニュース中部版APC・横山准司)

5色前後の範囲を繰り返しキャストしていると、徐々に東の風が出てきた。さらに海の条件が良くなった気がする。東からの風で水面がざわつくと、キスのサイズがアップする。警戒心が薄れて活発にエサを捕食するようになるからだ。

波が立ち始めると、やはり釣れるキスのサイズがアップ。相変わらず距離は5色前後から3色までだが、明らかに良型が多くなってきた。風が吹いて少し涼しさを感じながらキャストを繰り返し、キスを追加した。

20cm頭に3ケタ達成

午前11時を過ぎたところで、さすがに暑さが我慢できなくなったので納竿とした。釣果は20cmを頭に104匹。町屋海岸や阿漕浦海岸と比べると若干数が少ないように感じるが、サイズは香良洲の方がいい気がした。

今は良型が少ないようだが、この先徐々にサイズアップしてくると思われるので、今後大いに期待ができそうだ。

三重・津市でのキス投げ釣りで20cm頭に104匹 風吹くと大型チャンス?香良洲海岸はこの先サイズアップして期待大<(提供:週刊つりニュース中部版APC・横山准司)

アマモが多いのが難点だが、アマモの手前を丁寧に探れば良型がそろうと思う。今回の感じでは、キスはアマモの周辺や根の部分に集まっていた。アマモが多い場所かどうか偏向グラス等で確認して釣るといい。テンビンは固定より半遊動の方が少しでもアマモの影響を回避できると思う。

この時期はキャスターが多いので、トラブルにならないよう十分な気配りを忘れないように。ゴミの置き忘れがないか確認するようにしたい。

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<週刊つりニュース中部版APC・横山准司/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
香良洲海岸
この記事は『週刊つりニュース中部版』2022年9月2日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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