役員の前で謝罪

金額が大きいミスだったため、営業所のみで解決できず、上長や役員含めた本社会議で説明と謝罪に行くことにもなり、その場で減給もあるかもしれないと通達されていてひどく落ち込みました。

処分を待つ間自分のミスで多くの人に迷惑をかけて仕事を続けていいのか、辞めてしまって逃げれば楽になるのでは?と毎日悩んでいました。

発注ミスをしてから処分を待つ間に1か月ほど経ち、社内に誤発注品は置いたまま不動在庫になってしまっていましたが、自分が間違えて発注してしまったロット品以降に製造されたロット商品に不具合が発生して自主回収が発生してしまいました。

その結果、私が誤発注した商品が国内で品薄状態になってしまい、全数返品受け入れないと言っていたメーカーが品薄で流通に支障が出てしまっているので逆に商品を返品してほしいと言ってきました。

この一件で私は一生分の運を使った気がします。処分も返品できたので今回は結果オーライということで始末書と罰則として1か月間社内清掃で済みましたが、一番痛手だったのは社内のミス事例として新人研修で扱われて新人にミスした人だと覚えられることです。入社10年たっても未だに事例として扱われています。

(30代・女性) 今回は、仕事でミスをしたエピソードについてまとめました。

文・MONEY TIMES編集部