「カナダグース(CANADA GOOSE)」を国内で手がけるカナダグースジャパンは9月1日、再生可能エネルギーへの取り組みを強化し、カーボンニュートラルに向けた新たな一歩として、太陽光発電に投資し「カナダグース ソーラーパワープラント」を設立したと発表した。出資先である市民エネルギーちばは、千葉県匝瑳市で太陽光発電場を運営する環境保全型ソーラーシェアリング企業。総面積1,776平方メートルの「カナダグース ソーラーパワープラント」では、発電設備量88​​キロワットピーク、年間発電量88,200キロワットアワーが見込まれている。太陽光発電は、自然状況によって発電量が一定しないため、キロワットピークという単位が使われているが、これはカナダグース千駄ヶ谷店の年間消費電力量の約60%に相当する。また、パネルの下では農家によるオーガニック栽培が行われており、一般的な6列構成のセルパネルではなく細長いパネルを使用したデザインは、大きな影を作らず作物に日光が当たるよう配慮されている。カナダグースジャパンは「この先20年間、太陽光発電所の運営をサポートする」とコメントしている。 千葉県匝瑳市では、昨年秋に「ロンハーマン(Ron Herman)」もソーラーシェアリング施設を新設し、再生可能エネルギー事業をスタートしている。CO2排出量の実質ゼロの実現を目指しており、同施設で作る電力は「ロンハーマン」福岡店に供給される。

「ロンハーマン」に続いてカナダグースジャパンが千葉県匝瑳市で再生可能エネルギーへの取り組み
(画像=『SEVENTIE TWO』より 引用)

文・岡本湧/提供元・SEVENTIE TWO

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