自分のバイクに乗っていても、フルスロットルにすることなんてほとんどないですよね?
ましてやパワーみなぎるリッターバイクだと、とてもじゃないけど恐ろしくてサーキットなど限られた場所でしか全開にはできません。
せっかく優れたポテンシャルを秘めているのだから、たまには解放させてあげたい!
そこでドラッグレースなんです。
目次
シンプルな直線のみの加速勝負見ても参加しても面白い!
参加へのハードルは低い!
・直線を走るだけなのに難しい?!
・競技自体は超短時間! 子どもも飽きずに楽しめる
シンプルな直線のみの加速勝負
見ても参加しても面白い!
ドラッグレースはアメリカが発祥。当時は電柱4本分の距離を2台並んだ車両が同時にスタートしどちらが先にゴールを切るか、というストリートレースでした。公道でレースを行なうのは危険だったため規制され全米ホットロッド協会が設立。専用のコースと明文化されたルールのもと競技が行われるようになりました。
ストリートカルチャーだったこともありレースに参加するハードルが低くく、モータースポーツの楽しさを多くの人が享受できるのです。
このJD-STERもまさにそう。
ドラッグレースビギナーでも、大会前日に行う『OPEN TRACK DAY』というのがあり、当日申し込めば、時間内なら何本でも走れて練習できます。自分のバイクを思いっきり走らせることが出来て走行タイムも計測するので、次回からはそのタイムを参考にして出場クラスを選ぶこともできるんです。
そして、初めてでもレース気分も味わいたい!という場合は、「ストリートET」というクラスがオススメ。ストリートETは午前中にトライアル走行を2~3本走行して自分のタイムが確認できます。午後から勝ち抜き戦をおこないますので、初めての方でも練習しながらレースを楽しむことができます。
参加へのハードルは低い!
サーキットと比べたら直線勝負なので、転倒のリスクは他のレースに比べたても少ないのが魅力。
レースへの参加はレザーウエア着用必須ですが、場合によっては上下に分割されたレザーウエアでもok!
車両も普段ツーリングや街乗りで使っているものでも大丈夫と、ビギナーがレースへ参加するハードルが低く、身近にモータースポーツを楽しめますよ〜!
直線を走るだけなのに難しい?!
どのような競技でも突き詰めていけば難しいのは同じです。
例えば、競技が行われるコースは、普段自動車のさまざまなテストが行われるところ。路面に水がたまらないよう、一般の道路ほどではないにせよ、微妙にRがついています。この本のわずかな路面の傾きを考えてマシンをコントロールしていくのだそう。
フロントタイヤが加速で上がるのを極力抑えつつ、両足が乗るステップへの荷重を絶妙にコントロールしてゴールを目指します。
競技自体は超短時間! 子どもも飽きずに楽しめる
1/4mile(402.33m)先のゴールまでの競技なので、一つのレース自体はあっという間!
早いマシンで9秒前半、ビギナーでも十数秒といった感じです。
バイクによって8つのクラスに分かれており、いかにもドラッグレーサーという車両からストリートを走っている普通のマシンまでさまざまです。
バイクへの関心が多少薄い子どもでも、飽きることなく楽しめる内容なのです。
出ている車両を見て回るだけでも面白い!
細かいクラスになっていることから、参加者の車両は千差万別。
中でも空冷Zで参戦している人が多く、それらをバッキバキにチューンしているからとにかくかっこいい!
ピンストや綺麗にペイントされているから、カスタムのお手本にもなる車両ばかりなんです。