プラチナバンド再割当ては議論難航の可能性も…。どのような結末を迎えるか

楽天モバイルが自身の発表で「『つながりやすさ』で他社より不利な状況」「他社レベルのカバレッジ(人口カバー率)を実現するには、プラチナバンドが必須」とも語っているように、楽天モバイルは他キャリアと比べて“つながりにくい”という評価を受けることが多い。
SNS上でも「今日も楽天モバイルは恐ろしいくらい電波が悪い」「家にいたら、めっちゃ電波が悪いんやけど」「屋内、地下がまじでつながらない」など不満の声がたびたび噴出している。だからこそ、屋内にも浸透しやすいとされるプラチナバンドの有無が非常に重要になってくる、とも言えそうだ。
仮に今後、楽天モバイルの“悲願”が叶ってプラチナバンドを獲得した場合、屋内や地下での通信の改善も期待される。7月に断行した“0円廃止”で一時的に競争力を失っていた楽天モバイルの新たな武器となることは間違いない。
しかし一方で、楽天モバイルは発表の中で「再割当ての移行費用は『既存免許人(既存キャリア)が負担するのが妥当』」とも主張している。つまり3キャリアにとっては「プラチナバンドの一部を失い、お金も払わされる」という二重のダメージを受けてしまう。いくら公正な競争が必要であるとしても、このプランを丸々飲むことは容易ではなく、今後さらに議論が白熱する可能性を秘めている。
はたしてプラチナバンド論争はどのような決着を見るのだろうか。今後も注目していきたい。
出典元:携帯電話用周波数の再割当てに係る円滑な移行に関するタスクフォース(第10回)【総務省】
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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