目次
■1.土田プロダクション
■2.アートランド
■3.スタジオ・ファンタジア
■4.アニメインターナショナルカンパニー
■まとめ
日本は世界的にみてもアニメ大国だ。日本人だけでなく、外国人からも評価されているアニメ作品が多数ある。そんな人気アニメを世の中に生み出しているのがアニメ制作会社だ。
「京都アニメーション」や「シャフト」、「A-1 Pictures」など、たくさんの人から支持される制作会社がある一方、業績悪化などが原因ですでに倒産している制作会社も存在する。
そこで今回は、すでに倒産しているアニメ制作会社を4つ紹介していく。有名だったあの制作会社も倒産している。アニメ好きの人はぜひ最後まで読んでみてほしい。
■1.土田プロダクション
一つ目に紹介する「土田プロダクション」は、アニメ下請制作会社として1974年頃に設立された会社だ。当初は『ドカベン』などのアニメ制作の下請けを中心に活動していたが、1980年にはアニメの元請製作をスタート。
土田プロダクションは数々のヒット作を生み出していたものの、『キャプテン翼』の放送が終わってからは資金繰りがうまくいかず、1986年に破産してしまった。
【主な作品】
・1980年:がんばれゴンベ
・1982年:さすがの猿飛
・1983年:まんが日本史
・1983年:キャプテン翼
・1984年:あした天気になあれ
■2.アートランド
続いて、2017年6月30日に倒産した「アートランド」を紹介する。アートランドは長年にわたってアニメ制作に携わっていた会社で、『マクロス』や『蟲師』などの人気作品を生み出している。
また、昭和のアニメ全盛期には、『あしたのジョー』や『鉄腕アトム』といった懐かしのアニメ作品の制作に関わっている。しかし、2017年に負債額2億9800万円を抱え、倒産の道をたどってしまった。
負債を抱えた主な原因は、売上の不振や資金繰りの悪化だとされている。倒産の前兆は2010年頃からあり、その頃からヒット作品をあまり生み出していない。
【主な作品】
・2005年:ギャグマンガ日和
・2005年:蟲師
・2006年:家庭教師ヒットマンREBORN!
・2013年:閃乱カグラ
・2017年:sin 七つの大罪